ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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この2作品の感想と・・・後半は「子供から大人まで楽しめる作品」について語る。

ちなみに、「ハッピーフィート」「ミヨリの森」はつまらなかった。そして「子供から大人まで楽しめる他の作品」と較べてみる。
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ペンギンアニメ話題の「ハッピーフィート」

うーん、大人になったペンギン姿がいまいち・・・で、そっちの話が長い。キャラにあんまり惹かれない。飽きる。なんか、いまいち・・・つまらなかった。
で、説教臭い・・・
人間が環境破壊をしているというのは、まあわかるが・・・「人間が魚を大量にとること」よりも、「地球温暖化」のほうが南極にとっては大問題なのでは、と思うが・・・ちょっとずれているというか・・・
で、皇帝ペンギンの主な餌は「オキアミ」(だったと思う)なので、人間が大量に魚をとっていても、テーマにするほど影響の大きいものではないと思うが・・それよりも「温暖化」のほうがずっと影響あると思う・・・
ので、なんだか説教臭い話にしては、ずれている気がして、興ざめしてしまった。>いや、自分もそういうことを詳しく知っているわけではないが。

もうひとつ動物ものアニメでは「アイスエイジ」を見たが、こっちは面白かった。動物の表情もいいし、キャラもいいし、のりもいい。


動物アニメって、たいてい「家族愛、仲間愛、友情」がテーマのものが多く、でも「ハッピーフィートはただかわいいだけじゃない」っていうのが売り宣伝文句だったようで・・・けど「かわいい」に徹して欲しかった・・・「かわいい」のは最初のほうだけ、大人ペンギンになると、なんか、ちょっとかわいくない・・・動物アニメによくある「デフォルメ」もあんまりなく、表情が、なんかちょっと・・・という感じ。

だいたいペンギンがダンスするっていう「ファンタジー」なのに、現実的な「人間による環境破壊」を大々的に持ち出し、話に組み込むのは無理があるのでは、と。
「環境破壊」は、ペンギンがダンスするくらいで解決する話ではないので、かえって「底の浅いお話」という気も・・・>いや、人によっては「環境破棄のテーマが組み込まれ、なんて奥深い」という感想もあるかもしれないけれど^^;

よくある「家族愛、友情」がテーマの「かわいいペンギンの物語」が見たかった・・・そっちのほうが、よほど共感できたような気がした。


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追記
人間による環境破壊を盛り込んだ話について・・・

自分の感想としては、「そもそもペンギンのダンスで解決なんかしないだろう」とツッコミしたくなった。
>ペンギンのダンスが、人間を動かした、という話・・・だと自分は解釈しているが・・・

複雑で大きなテーマを、中途半端に扱った感じが、かえって、しらけてしまうし、説教臭いだけになってしまうような気がした。

環境破壊について、ちょっと触れるだけなら、気にならなかっただろうが、「ハッピーフィート」では、かなり重点的に扱っている。

「環境破壊」と「ペンギンがダンスすること」とは、全く結びつかない別の次元のことだと思うのだが・・・つうか、そんな大きなテーマを、ペンギンがダンスをすることと結びつけるのは、雑な感じ。

つくづく、フィクション・物語の中で、「大きなテーマ」「解決が難しいテーマ」を盛り込むのは、難しいものよのー、と思った。


ところで、地球温暖化は進み・・・実際、南極のペンギンたちは被害を受けている。普通なら溶けない氷が溶け、まだ泳ぐことの出来ない皇帝ペンギンの赤ちゃんが全滅したという・・・
でも、地球温暖化問題は、そう簡単に解決しない。「ハッピーフィート」のように甘くはないのだ


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「ミヨリの森」

スタッフがすごそうだったので、興味を持って見てみたが・・・

画はきれいだったけど・・・
物語は・・・うーん、自分にとっては、つまらなかった。
よくある「環境破壊から、自然を守ろう」というのがテーマだと思うのだが・・・地球温暖化などもそうだけど、自然破壊が悪いのは誰でも分かる、けど、まあ、現実には経済の問題が絡み、解決は難しい・・・

「ハッピーフィート」と同じように、現実にありえない簡単な解決のしかた・・・ファンタジーなのだから、「現実にありえない解決方法」でもいいのかもしれないが、「だから簡単に解決にできた」というお話は、自分的には「大きなテーマを掲げて、結局、なんでもありの方法で簡単に解決か」としらけてしまうのだ。

それでも人間ドラマが描かれていれば、と思うのだが・・・

人間の描き方は、ステレオタイプ的というか・・・

都会の人は忙しく、わがまま、陰湿でいじわる、心がギスギス、
田舎の人は暖かく人情があり、穏やかで心が豊か・・・(少なくとも、そう描かれていると自分は感じた)

けど、現実には「心の行き場失う地方の若者」というタイトルの記事が読売新聞に載っているほどだ。地方で心の病を抱える若者が急増しているという。地方に行けば行くほど、そうだという。

なのでステレオタイプ的な描かれ方に、ちょっと違和感をもった。

大きなテーマの割には「簡単に解決」、ステレオタイプ的な人間の描かれ方・・・
主人公の子供(小学生)がいつの間にか、母親よりも大人で、しっかりした子供に成長している・・・あまりに簡単な成長・・・ドラマを感じない。

簡単に解決、簡単に成長するので、お話的に「主人公がんばれ」とも思う暇もなく、「わくわくする」こともなかった。

画はきれい。でも「このシーンが心に残った」というのはない。
簡単に精神が成長するキャラ、大きな問題を精霊たちの力で簡単に解決、よって話がうすく感じた、感情移入ができなかったからだと思う。


では、他作品で心に残った(感情移入できる)シーンは?、というと・・・


動物アニメ「アイスエイジ」では、マンモスが、壁画を見て、自分の家族を思い出すシーンなど、(他、いいなーと思ったシーン、楽しいシーンが盛りだくさんだった)

ペンギンアニメ「ハッピーフィート」は、かわいいシーンはあったが、共感、感情移入できるようなシーンはなかった。

「コープス・ブライド」(これも、おすすめ)は、死体花嫁が、花嫁の座を譲り、最後、体がほどけ、たくさんの蝶となって、月に舞い上がっていったところ。(感動的シーンであった)

もち、こういった感想は人それぞれだろうが・・・

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「子供から大人まで楽しめる作品」について。


子供向けなのだから「簡単な話でいいのでは」というと、それはそうかもしれない。

が、子供向け・子供でも分かる話で、かつ大人が見ても、おもしろい話というのが、きっと「理想的な作品」だろうな。

本でいうなら・・・「精霊の守り人」の守り人シリーズは、小学校高学年向け、とされている児童書だけど、自分は面白かった。

子供から大人まで楽しめる、というああいった作品は少ないのだろうな。


そう、この子供から大人まで楽しめる作品として・・・
本では「精霊の守り人」以下同シリーズを挙げたけど、そうそう、アニメでは「トトロ」とか「魔女の宅急便」とか「千と千尋の神隠し」があったではないかーーー

じゃあ、これらのアニメ作品と「ハッピーフィート」「ミヨリの森」と何が違ったのか、考えてみた。

やっぱテーマが身近であるか、そうじゃないか、の問題かも?

「自然破壊」「人間の環境破壊」「地球温暖化」については、もち大事な問題だけど、すごく身近に思えるかというと、そうでもないかもしれない・・・

いや、自分は、粗大ゴミはほとんど出さないし(捨てられないのだ。使えるモノは捨てない主義・・・で、生活必需品、消耗品以外の買い物はほとんどしない)、買い物袋は持参するし、自動車は持ってないし(自動車に乗ってどこかに行くということはめったにない。移動手段は自転車と電車)、ケータイももってないし・・・けどクーラーは使う。

自然を守ろう、地球温暖化をなんとかしたいという積極的な運動や活動はしてない。

というわけで「自然破壊」「環境破壊」について身近にひしひしと思うわけではないので、主人公が必死にそれと闘っていても、感情移入しにくいのかもしれない。

一方「トトロ」「魔女」「千尋」は、家族愛、友情という身近で感情移入しやすいテーマを扱っているのだと思う。

「トトロ」では、妹を心配する姉の気持ち、母親を思う姉妹の気持ち、に感情移入できたし共感できた。で「お母さんは大丈夫なのか?」と自分も思った。で、無事だったので「よかった」と思った。

「魔女」も、最後、友達を助けるために、スランプで飛べなかった主人公が飛べたとき、「よかった」と思うし、とても爽快な気分であった。「がんばれ」と応援する気持ちになれた。
スランプで落ち込む気持ちも感情移入できるし、共感できる身近なテーマがあった。

「千尋」も、友達『ハク』を助けるために動き回り、友達『ハク』が名前を思い出し自分を取り戻し、千尋がハクに乗って涙を流すシーンは、感動的でやはりよかった。

ファンタジーだけど、キャラに対し、身近で現実と通じるものがあって、共感、感情移入できたので、自分にとっては「おもしろかった」のかもしれない。
で、これらは、とくに「大きな社会的テーマ」があるわけではない。

一方「自然破壊を阻止する」のは、ちょっと大きすぎて、よっぽどうまくやらないと感情移入しにくいにかもしれない。

で、そういうのをテーマにしているので、人間ドラマのほうは、うすくなりがちになるのかも・・・

前にも書いたけど、「自然破壊」「環境破壊」(地球温暖化)について考えさせられ、インパクトがあり、ショックだったのは、「温暖化によって南極の氷が溶け、まだ泳げない皇帝ペンギンの赤ちゃん全滅」というドキュメンタリー、現実にあったノンフィクションだった。

大きな社会問題を、ファンタジーで扱うには、難しいかもしれない。どうしたって甘くなるからだ。


でも・・・
そうそう「自然との共存」を組み込んだ作品に「ナウシカ」があったではないかー。これも子供から大人まで楽しめる作品だと思う。

自然との共存をテーマにした「ナウシカ」はよかったと思う。

ただ「ナウシカ」を見て「人間の自然破壊、環境破壊について考えさせれたか?」というと、それほどでもないかも・・・架空の世界だったし、現実的な問題として、それほど心には響かなかったのかもしれない。

けど「共存できるといいよなー」「自然はやっぱり大切だよなー」と素直に思えた作品。

ナウシカやほかのキャラが魅力的で、仲間を助けたい、自然(王蟲)と共存したい、と必死にがんばるナウシカに応援したくなる物語であった。
キャラも魅力的であった。

>ちなみに「アニメージュに連載されていたナウシカ」のほうは、あんまりよく知らない。さらに奥が深いとの感想を聞いたことがあるのだが、小学生にはちょっと難しそうな内容かも?
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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

このブログでは、ピアノ、ショパンネタ、マンガ・物語創作、作品感想、社会ネタ考察記事を書いてます。
RPG「クロノトリガー」に、はまったので、「クロノ関連ネタ」もあります。

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