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作品感想と「ファンタジーについて」語る。
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ライトノベル「キーリ」
・・・自分としては「バッカーノ」のほうが、だんぜん面白いと思うのだが・・・同じ第9回電撃ゲーム小説大賞の受賞作品で、キーリが大賞、バッカーノは金賞・・・で、キーリのほうが評価が高かったらしいのだが・・・(だから興味をもち「キーリ」を読んでみたのだが)
キーリは途中で飽きた。半分まで我慢して読んだが、あとは斜め読み、面白いところがあるかと思いながら最後まで読んだが、展開は読めちゃうし。自分としては面白くなかった。
バッカーノのほうが、展開が早く、いい意味での裏切りがあるし、バッカーノのほうが上だと思う。まあ、あくまでも主観的、個人的な感想である。
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小説「楽園」(宮部みゆき)
あの「模倣犯」の続編ということで、新聞などの書評で評価が高かったので、期待して読んだ。
最初(上巻)は、ちょっと乗れなかったが、下巻からは、けっこう面白く読めた。
それでも前作「模倣犯」のほうが、ずっと面白かった気がする。「模倣犯」は最初から展開も早く、「どうなるのか、先が知りたい」とひきつけられた。
で、やっぱ、自分として、ちょっと引っかかったのは・・・人に触れると、その人の記憶を見てしまうという現実的でない超能力を「あり」にし、事件解決のキーポイントになってしまっていることである。
前作「模倣犯」では、そのような「非現実的」な要素はなかったように思う。
なので、この「超能力」がでてきたときも、合理的に科学的な説明があるのだろうと読んでいたら・・・違った。「超能力あり」な話に、違和感。これは「模倣犯」の続編ということで読んだので。
超能力あり、ならば、これは「ファンタジー」である・・・
そのへんが、ちょっとしらけてしまい、「模倣犯」のほうが上だなと思ってしまったのだった。
また「ファンタジーではない模倣犯」の続編ということで読んだので、当然・・・「超能力」ではなく、じつは合理的科学的説明、トリックがあるものとして、期待して読んだので・・・なおさら、そう思ったのだろう。
ところで・・・ファンタジーではないが、宮部みゆきの「名もなき毒」がおもしろかった。
登場人物のひとりに、ひと昔前なら「こんな話の通じない異常なとんでもない奴いねーよ」だろうが、今なら「ああ、いるかも」と思える。ほんと「今」を扱った人間ドラマが上手い。
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ファンタジーについて。
架空の物語はすべてファンタジーだ、との考えもあるが、
自分はいちおう「ファンタジー」とは、現実にない(なかった)異世界を舞台にしたもの、魔獣など現実にない生物が出てくる、おまじないや催眠術の域を越えた魔法や超能力など合理的に科学的に証明できないもの・・・100パーセント現実にありえないことがでてきたりする物語のことをいうのだと思っている。
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