ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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前記事で、「羊水腐る発言について」を書いていて・・・「お笑い」「ギャグ」「軽いジョーク」などなどに使う言葉、表現について、もう少し考えてみた。

もち、その「35歳以上の妊婦の羊水は腐っていく発言」をした歌手が笑わせるために言ったのかはわからない。

私もその発言を直に聞いたわけではないので、どういう雰囲気だったのかは知らない。

けど、聞くところによると、その発言の前に「ぎゃはははは」と笑っていたらしいので、軽いノリで、口にしてしまったのかもしれない。

「高齢出産はリスクが高い」ということを、この言葉とおりでは堅いので、やわらかい?表現で、おもしろく軽く表現してみたのかもしれない。

で、綾小路きみまろさんが、昔、若いころにやっていた中高年ネタお笑いは「中高年を馬鹿にしてる」と捉えられ、けど、綾小路さんが歳をとり、中高年の仲間入りをしたら、そのお笑いは受け入れられたというのだから・・・

もしかしたら、その歌手さんが35歳以上で、出産経験があったのなら、今のようなバッシングは受けなかったかもしれない?

いや、高齢出産の経験があったなら、「腐った羊水」なんて言葉そのものを使わなかったかもしれない?

うん、「その立場の人間をネタにしたり、ジョークにして笑う」というのは難しい。

無難なのは、政治家とか、官僚とか、医者とか、弁護士とか、まあ、権力者や社会的ステータスが高いと皆が思っている立場の、いわゆる「強者」「勝ち組」と言われている人間に対して、ネタにしたりして、「笑いをとる」ことだ。

反対に、社会的弱者と皆が思っている立場の人に対しては、やらない。
もち、それは「逆差別だ」と言う人もいるかもしれない。
「弱者」と決め付けることこそ、失礼である・・・が、まあ、普通は、そういう人をネタに笑いをとろうとする人はいないだろう。かなり気をつけないといけないし、よほどうまくやらないと、笑えないし、後味悪さだけが残る。


そうそう、
昔、少年ジャンプのあるギャグマンガで、「用務員のおじさんを馬鹿にした、笑いものにした、えげつない」ということで、ちょっとした騒ぎになったことがある。
用務員が社会的弱者というわけではないだろうけど・・・
もしも、用務員でなく、たとえば校長、教頭(今は副校長というのですね)、先生だったら、「馬鹿にしている、笑いものにしている」からといって、騒がれなかったのでは、と思ったりする。
くわしいことは、私はその漫画を読んでないし、どういう感じだったのかは分からないのだけど・・・
たしか雑誌回収というところまでいったと記憶している。


そういえば
ピティナの「ショパン物語」でも、第一話は「ショパンのホモ疑惑」ということで、タイトルなど、当初、私は「ホモ」という言葉を使っていたが、担当者から「ホモというのは差別用語だから、同性愛に直して欲しい」と言われたっけ。

私としては「ホモ」というのは、かなり一般的に誰もが使っている言葉だし、テレビでも聞く言葉なので、差別用語だとは思いもしなかったし、「同性愛」は堅い感じがしたし、「ホモ」のほうが軽く、くだけていていいと思ったのだけど、やはり問題ありな言葉は使わないほうがいいのだろう。

まあ、文章はこうやって、時間をかけて、他の人にもみてもらって直すことができるけど、
生放送での発言は、まあ、難しいと思う。
問題発言をしてしまう人も、けっこういるだろう。

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で、その「腐る羊水発言」だけど・・・

妊婦さんは、社会的弱者ではないが、周りが気を使わないといけない存在かもしれない。

やはり妊娠・出産・子育ては大変だと思う。子供に何かあれば、なにかと母親のせいにされるし、生まれてくる赤ちゃんのことは、それはそれは心配だろう。なにかあったら・・・と、精神的にナーバスになっている人も多いだろう。
とくにリスクが高くなっていく35歳以上の妊婦さんは。

赤ちゃんになにかあれば自分のせいだ、と自分を責めてしまう人もけっこういるという。精神的にまいってしまう人もいるだろう。

心無い人は「高齢出産だからそうなったんだ」「もっと若い嫁をもらうんだった」「もっと若いうちに産んでいれば・・・」などとと言うかもしれない。
「腐った羊水」は、それに値する発言だったかもしれない。

そういうことを考えれば、やはり「腐った羊水」という言葉は、無神経だったかもしれない。

もちろん、そんなこと気にならない35歳以上の妊婦さんもいるだろう。


まあ、とにかく、言葉って、ほんと、難しい。

広く不特定多数の人に対し、発言・発表するっていうのでなくても・・・
ちょっとした、人とのお付き合いでの個人的な発言でも・・・
軽いジョークのつもりでも、相手は傷つくかもしれない。
とくに、ジョークにしたネタに対し、相手がコンプレックスをもっていたりすると、相手は傷つくだろう。


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傷ついたわけではないが・・・そうそう、こんなことが昔あった。

美容院で、美容師がクスッと笑いながら「おでこ・・・広いんですね」と。

自分は「でこが広い」ことに対しては、べつに気にしてないが、笑われたことに対しては、あまりいい気はしなかった。
その笑い方というのもあったのかもしれないが、つい笑ってしまった、という笑い方ではあった。
そんなに「広いデコ」がおかしかったのか、という感じ。
もし、私が「広いデコ」に劣等感をもっていたら、かなり傷ついただろう。

人の顔の特徴を笑うのは、まあ、美容師としては失格なのでは、と思ってしまった。
いや、美容師以前に、初対面の相手に対し、子供ならともかく、社会人として失礼な言動だとも思う。

これも親しい友達なら何も思わないけれど(デコにコンプレックスはもってないし・・・)、それどころか友達には「オデコーーー」となでられ、そうされることに自分も親しみを感じていたのだから。

うん、相手にもよるのだ。

発する言葉は誰に向けたものなのか、なのだな。




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とにかく、「笑わせる」「軽いノリ」「ジョーク」って、受け手によっては、ほんと問題になってしまうので、難しそうだ・・・


マンガ、創作の話に、ちょっち戻ろう。

その用務員ギャグにしろ、おそらく他のギャグマンガなどにも、同じようなことがあったかもしれない(私が知らないだけで)



「軽いノリ」ということでいえば・・・>以前、HPに書いたことがあるが・・・・

昔「タッチ」という漫画があった。
べつに、問題になったわけではなく、私個人が「・・・なんか嫌な表現だな」と思ったのだけど。

その場面は・・・

かわいい美人ヒロイン(南ちゃん)が主人公の男の子にビンタされるシーンがあった。
で、そのあと周りのその他大勢の男の子たちのセリフのひとつに「南ちゃんを殴るなんて許せん・・・ブスならともかく」というような内容のものがあった。

いやあ、ブスでも美人でも、殴るのはよくない・・・
ブスは殴っても許す、というような・・・ちょっと嫌な感じのセリフだなと。

気にするほどの表現ではないかもしれないが、ちょっと、ひっかかってしまった。

もちろん、「主人公がヒロインを殴る」というシリアスで思い場面を、軽くしたかった、というのはあるだろう。

いや、自分だって、気が付かないうちに、相手を傷つける表現、不快にさせる表現をしているかもしれない。

そーいや、クロノの二次創作で、自分はよくギャグをやっていたが(とくに魔王とクロノに対し、ふざけた話をよく書いた)、真面目にそのキャラに入れ込んでいる人にとっては、「キャラを笑いものにしている」ということで、不愉快に思ったかもしれない。
(事実、そういうようなことを言われたこともある)

ショパン物語では、「ショパンを馬鹿にしている」という感想もいただいた。

けど、大部分の人たちは「楽しい」「おもしろい」ということで、そのままの雰囲気、作風を変えず、続行した。

で、自分としては、ショパンもクロノも魔王も「笑いものにしている」「馬鹿にしている」という気もないし、自覚もないのである^^;

これらに関しては・・・
ショパンは偉大なる音楽家というのは、周知のとおり。
馬鹿にできるはずがない。
たとえ馬鹿にした表現をしたとしても、誰も「ショパンが馬鹿みたい」とは思わないだろう。
ショパンは「社会的成功者、勝ち組」「才能に優れた芸術家=強者」である。>体は弱かったけど

クロノや魔王は、一般的にみて「カッコいいキャラ」である。
だから「ギャグ」にしやすい。
ギャグにしたところで、クロノトリガーを知っている人ならば、誰も「クロノや魔王がカッコ悪い、みっともない」とは思わない。

>つうか、「架空のキャラだから別にいいじゃん」とも言えるかもしれないが、私は、「所詮、実在しないゲームの架空キャラだから・・・」とは言いたくない。これこそ製作者とそのファンに対して「失礼」になるかもしれん。

「笑い」「軽いノリ」を狙っているけれど、そのキャラを嘲笑しているわけではなく、愛があってこそ、である。
受け手も「作り手の愛」を感じた場合、楽しく笑ってくれるだろう。

多くの受け手が「作り手の愛」を感じてくれなかった場合、ま、もしかしたら作り手の力不足・・・ということもあるかもしれない。


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さてさて、ここから、かなり話がとびます。

前日記で、石原都知事の「ババア有害説」のことを書いた。
ババアはジジイよりも、嫌われている?

いや、子供向け昔話では、「意地悪ばあさん」のほうが多いような気がするから・・・(もち、優しいばあさんも登場する話もけっこうあるけれど)

いやあ、ばあさんって、ほんとキャラ的に目立たない位置にいるよなー。

じいさんであれば、たとえば師匠とか・・・そういうキャラで活躍する場合がけっこうある。


ばあさんで、カッコいいキャラはいないのか・・・

そこで、「ゆうゆう白書」である。

そう、DBなどでは、主人公を導くのは、やはり「じいさん」であったが、「ゆうゆう白書」では、ばあさんが主人公を導くのである。師匠なのである。

ワシが「ゆうゆう白書」で一番評価しているところであるw>いや、他にも評価しているのだけど

漫画をすべて知っているわけではないけれど、「ゆうゆう白書」がはじめてであった。ばあさんが、主要キャラとして活躍する漫画は。

まあ、たまに気?で若返るけど、基本は「ばあさん」である。

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補足

ホモという言葉は「ホモセクシュアル」の略語だが、現在では差別的な不適切な表現とされているようだ。
「ホモ」という言葉に、やはり「馬鹿にした空気」「笑いものにしている空気」があるかもしれない。
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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

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RPG「クロノトリガー」に、はまったので、「クロノ関連ネタ」もあります。

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