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まず、映画「ショーシャンクの空に」は、今まで見たドラマ系映画の中で最高であった。超一級品だと思うので、これは自信をもってお薦め。なので、これについては詳しい感想は書かない。「とにかく最高だった」ということで。
以下、映画「カッコウの巣の上で」 作品感想文。
ネタばれありです。
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まずは、参考までに「カッコウの巣の上で」、あらすじ紹介サイト↓
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD1641/story.html
で、私が注目したのは「精神病入院患者を仕切る婦長さん」である。
患者の自由を許さず、情に動かされない冷たい感じに描かれた婦長さん。
「患者を救うため」というのは、ただ傲慢で、支配しているだけである、という感じに受け取れる物語であった。
そして、最後は、ある青年患者を追い詰め、自殺に追い込んでしまい、
青年患者と親しくしていた主人公が怒り、婦長の首を絞め、あやうく殺してしまうところを、周りの警備員に止められ・・・
主人公は「危険人物」としてロボトミー手術で植物状態のような感じにされ、
で、婦長さんは元のとおり、職場復帰、ショックを受けている様子もなく、働いている・・・
精神病患者に対する病院側の恐ろしさも描いた秀作であるが・・・
そこで、あえて、別の見方をしてみよう。
いやあ、ふつう、首を絞められ殺されかけたなら、恐ろしいし、かなりショックだろうに・・・精神的に傷つくこともなく、すぐに職場復帰できるものなのか・・・
そういう目にあっても、いつもの感じで、職場に戻ってきて、平然と働いている婦長はある意味、偉いなと・・・
というか、婦長、強すぎ。
つまり病院側の人間の描き方が、あまりに「精神病患者の敵=情を感じられない人間的ではない強い敵」に描かれすぎてないか?と思ったのだ。
婦長さん、人間離れした精神力である。
どこかに書かれていたが、精神病患者をずっと相手にしていると、やはり精神的にキツイらしい。
しかも、殺されかかったなら、なおさらだろう。
で、「救いたい」というのは、たしかに傲慢で、「患者を下に見ている、支配している」のだが、「救いたい」というその気持ちなしに、仕事が出来るものなのだろうか。ただでさえ、精神的にキツイ職場なのに。
救いたいと思ったと同時に、どうしたって「救う相手を下に見ている」ことになってしまうものかもしれない。
まあ、相手のことを本当に思いやらないと、ただ支配しているだけの傲慢な行動になってしまうのだろうけど。
と考えさせられた。
物語に、ちょっと、いちゃもんつけてしまったが、おもしろい(というと御幣があるが)良い映画であった。お薦めである。
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