ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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渋谷の歯科医の家庭での、短大生の妹殺害で 兄に懲役7年の判決が出た。

心神に問題があったにせよ、殺害については責任能力あり、ということで懲役7年っていうのは、どういうことなのだろう?
被害者によほどの落ち度があったから、としか考えられないのだけど。

あるテレビ番組では、
家族も加害者の兄をかばい、殺された妹を悪者扱いにするような、まるで「被害者の妹のほうを裁いているような異様な裁判だった」とコメントしていた人がいた。

死人に口なし・・・

でも、いくら生意気で態度が悪かったといっても、家族に暴力をふるっていたわけではないし・・・
それって、殺されても、加害者が懲役7年で済んでしまうような落ち度なのか?

それなら、鼻の骨を折られたりの夫の暴力を受けて、夫を殺してしまった三橋歌織被告の懲役15年との差は何だ?と思う。
こちらも責任能力について、殺害時は心神に問題があったという鑑定結果だったと記憶しているけれど・・・

暴力をふるっていたわけでもなく、態度や口が悪かったからといった理由で殺し、殺害時に責任能力ありとされている成人加害者に対し、懲役7年という判決に・・・驚いた。

それならば、暴力を受けていた三橋歌織被告に対する判決、懲役15年と較べて、あまりにも不公平だと思うのだけど。

殺人罪に対し、死刑もありえる日本だけど、
態度が悪いという理由で、責任能力ありの成人が犯した殺人罪で、こんなに軽い刑の判決がでてしまうとは・・・


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「量刑の理由」について
まず、裁判官が下した判決「懲役7年」の量刑の理由を、以下、産経新聞の記事よりコピペ ↓




● 量刑の理由
人一人の命を奪った結果はあまりに重い。亜澄さんは20歳という若さで突然その前途を閉ざされたものであり、まだまだこの世で生きていたかったであろうと思われる。

亜澄さんは、長年にわたって兄妹として勇貴被告と一緒に育てられた。人生に悩んだときなどは、ありのままの自分を受け入れてほしいと勇貴被告を頼りにこそすれ、まさか兄である勇貴被告に殺されるとは思ってもみなかったであろう。また、息子に殺害された上に解体までされた娘の姿を目の当たりにした両親の衝撃、戸惑い、悲痛は想像を絶する。

しかも、その犯行の様子から考えると、亜澄さん殺害は強固な殺意に基づいて行われたものであり、勇貴被告の責任は極めて重大である。

一方で、勇貴被告は、生まれながらにアスペルガー障害を患っていた。勇貴被告は両親からもその障害に気づかれずに成長し、この障害を基盤とする解離性障害に罹患するまでに至った。そのため、責任能力にこそ影響はしないものの、是非善悪を判断して行動する能力がかなり減弱した状態だった。

亜澄さん殺害は、そのような精神状態にあった勇貴被告による衝動的な犯行である。

亜澄さんは、周囲の者の対応が難しい反抗挑戦性障害であった。家出をしたり、家族に対して攻撃的な態度を取ったりして、家庭に不和をもたらすこともあった。

亜澄さんは、勇貴被告が亜澄さんを殺害するという衝動に駆り立てられるほど挑発的な言動に及んでいた。そのことが、この事件のきっかけになったという側面は否定できない。

一方で、勇貴被告は自ら亜澄さんを殺害したことを認めている。公判でも「妹に本当にかわいそうなことをしてしまった。もっと理解してあげなかったことについても謝罪したい。両親にもおわびをしなければいけない」などと述べ、罪を償っていく決意を示している。

また、証人として法廷に立った両親と兄が寛大な処分を求めており、家族で勇貴被告の更生に助力する決意も述べている。この事件が起きた当時21歳と若年であったことなど、勇貴被告にとって酌むべき事情も認められる。



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ここからは私の感想。

「アスペルガー」って、そんな恐ろしい障害だったのか・・・と思ってしまう。

コミュニケーションが上手く取れない障害だと聞いているのだけど。
この障害を基盤に「解離性障害」(多重人格)を起こし善悪を判断する能力が弱かったとは・・・本当か?

ならば、アスペルガーは、犯罪を起こす可能性が高い障害、と捉えられてしまう。
アスペルガー障害の人は、これから、そんな目で見られてしまうだろう。

しかし、本当にアスペルガーとは、解離性障害(多重人格)になりやすく「善悪の判断が弱くなる障害」なのか?
刑を軽くしようというために、アスペルガーということを利用しただけではないのか?

また、被害者の妹も障害をもっていたって?
「反抗挑戦性障害」・・・聞いたことないけれど。

こうも「○○障害」と、いろんな名前の「障害」がでてくると、
ちょっと性格が変わっていたり、ずれていたり、周囲とうまくいかないと、みんな「障害」ということにされてしまうような感じがする。


そして・・・
この場合、被害者も加害者も家族の中にいたわけだけど・・・
被害者遺族である家族は、加害者の兄に同情的で、被害者の妹に対してけっこう悪者扱いをしているような証言が見られるようだ・・・

家族は、殺された妹のことよりも、加害者の兄のほうへ相当肩入れしている。
被害者側遺族としての家族は、加害者の兄を怒らせた妹も悪い、と裁判で訴えて、加害者の情状酌量を求めたようである。

しかし、何も知らない第三者としては、やはり殺された妹に同情してしまう。
妹さんは、家族の中では「不和をもたらす悪」として見られてたわけで、そんな家族の中にいれば、それは反抗的になるかもしれない。

で、しかも、反抗的な性質の「障害」をもっているということなら、攻撃的な言動をしたという落ち度も仕方ないのでは、とも思う。しかも妹は暴力はふるってないのだ。

けど、殺された被害者の妹の落ち度が問われ、
被害者遺族といってもいい家族が、被害者の落ち度を論い証言し、加害者の兄へ寛大な処分を求め、そして「アスペルガー」という障害も、考慮されたのだろうか・・・加害者は懲役7年という軽い刑の判決となったようだ。

前日記にも書いたけど、責任能力あり、成人加害者が殺人罪で懲役7年というのは、ちょっと信じられない。
それともアスペルガー障害ということが大きく考慮されたのか?
すると加害者が「○○障害」だと、これほど減刑されるということなのか・・・
心神喪失であれば無罪、心神こう弱であれば減刑されるというが、○○障害のほうが、より情状酌量され、減刑されるのか。

裁判員制度が始まるけど、どの程度、情状酌量、考慮するべきなのか、まるで分からない。

情状酌量したとしても、殺人罪で懲役7年という判決はあまりに軽く、ほかの殺人罪で重い刑に処せられたものや、殺された妹に対して、あまりに不公平である。

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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

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