ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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「ガッシュ」のマンガ原稿紛失問題での裁判・・・作者と小学館がいちおう和解したようですね。

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ところで・・・「アシでメシが食えるのか」が話題になっているらしい。いやあ、ここに登場する小学館の編集さんの態度が・・・
いや、けど、私はそういう「すごい座り方」をする編集さんは見たことがないが。

というわけで、久々にマンガ関連ネタといきましょう。
とはいえ、「ガッシュ問題」とは、あんまり関係ない話題です。ただの「マンガ関連ネタ」ということで。

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さてさて・・・
昔、HPにも書いたけど・・・「先生」と呼ばれるのは、居心地悪いだけであり・・・もちろん嬉しくない。
「先生」と呼ばれることは、こちらも大変恐縮してしまうので、私も引くことになるだろう。
「先生」と呼ばれるような人間じゃございません、というわけで、できるだけそういう場から逃げることにする。
そういえば・・・
漫画家の内田春菊さんもそうらしい。
春菊さんのエッセイに書いてあったのだが、絶対に「先生」と呼ばれたくなくて、呼ばれても返事をしない、無視するとかで・・・徹底しているようである。

私の場合は・・・もし「先生」と呼ばれたら、「ハヤシさんでいいですよ」というが、それでもしつこく「先生」と呼んでくる場合は、そのままにしている。

いや、春菊さんのように「無視する」とか、「先生」と何度呼ばれても「ハヤシさんでいいです」といちいち何度も言うか、あるいは・・・お返しに相手に対しても「先生」を呼ぶか・・・って、それはイヤミにしか捉われないだろうけど・・・そうしないと、なかなか「先生」と呼ぶのをやめてくれないこともあるようだ・・・笑

おそらく、大部分の人だって、「先生じゃなくていいです」「先生と呼ばれるのは居心地悪い」と思っているんじゃないだろうか。

ま、私の場合、ピアノ関係で、生徒から「先生」と呼ばれるのは仕方ないと思っている。生徒に「先生と呼ばないで」というのは、おかしいだろう。

けど、調律師からも「先生」と呼ばれるのは、内心「いえいえ、先生と呼ばれるような人間ではございません」と居心地が悪い。
というか、ピアノをいろいろと調整していただくのだから、調律師様こそ「先生」とお呼びしたい^^

で、マンガの場合の「先生」も、私は嫌である。
私の場合、マンガ連載を立ち上げてくれた1人目の担当は「さん付け」で読んでくれた。連載前からの付き合いになるので、自然にそうなる。2人目の担当さんも、自然に「さん付け」で読んでくれた。

ところが、引き継ぎ3人目の担当になると、「先生」と呼ばれてしまう。「ハヤシさんでいい」と言っても、「先生」と呼ぶので、形式上仕方ないことなのだろう、ということで、そのままになる。
これは、サンデーもスーパージャンプもそうだった。

スーパージャンプでは、2人目の担当さんが、3人目の担当さんに紹介するとき「こちらがハヤシさん・・・いや、ハヤシ先生です」といい、3人目の担当が「ハヤシ先生」と呼ぶので、「ハヤシさんでいいですよ」と言った。
そしたら、2人目の担当が「いや、形式的にそう呼んでいるだけだから」と苦笑するので、それ以上私は何も言えなくなり、結局、3人目の担当は「ハヤシ先生」と呼び続けた。

けど連載が終わったとたん「ハヤシさん」になった。
なので、「先生」呼ばわりも、そういう慣わしになっているので、仕方ないのだろう。

ま、実は編集者のほうが偉く、漫画家はお仕事をいただく弱い立場というケースが多いだろう。

件の「ガッシュ問題」で知ったが・・・
漫画家は、「先生」と呼ばれるけど、対等どころか、下に見られ、編集者にかなり失礼な態度をされる場合もあるようである・・・
>いや、私はべつにそんな目には合わなかったけど・・・「ガッシュ問題」で、いろんな漫画家さん及びマンガ関係者のブログを目にすると、そういったことが書かれていた。もちろん、編集者側の言い分は知らないので、漫画家の言っていることが全て正しいとは言えないかもしれないけど。

クライアントである編集部が圧倒的に力があること、漫画家の悲惨な面をごまかすために、いちおう「先生」と呼ぶような慣わしになってしまったのか?と勘ぐってしまったほどに。

もしも世間で「漫画家とは先生と呼ばれて、いい気になっている世間知らずでわがままな人」というイメージがあるとしたら・・・なんだかなー、と思ってしまう。
実際、世間では「先生と呼ばれる連中に、ロクな奴はいない」とよく言うし・・・

「先生呼ばわり」することによって、世間に「漫画家先生は世間知らずでわがままで非常識」と思わせることもできるのだな・・・

なので、漫画家側が何を訴えても、「漫画家のほうが非常識でわがままで、何か問題があるのだろう」という目で見られがちだという・・・
と、そういった複数のマンガ関係者の怒り、叫びが綴られたブログを見てしまい・・・ますます、先生と呼ばないで欲しいよな・・・と思ってしまう^^;

けど「先生と呼ぶな」と言うと、かえって「気難しいですね」「形式上でのことなのに気にしすぎ」「難しい人」と思われることもあるようだ・・・

そう、相手は便宜上、形式的、そう呼んでいるだけであって、「先生と呼ぶなと、目くじらたてるほどのことでもない」ので、気にしなきゃいいのだろうけど、居心地が悪いので、「できたら、先生と呼ばないでね」という感じか^^;

とは言いつつ、私も、世間の常識上、「先生」と呼ばれている人に対しては、やはり「先生」と呼ぶ。
その人が「先生じゃなくていいですよ」と言われても、「○○先生」と呼んでしまうだろう。
やはり、失礼があってはいけないので・・・

そう、自分は、相手に対し「○○先生」と呼ぶのだ。
その相手が「先生はやめてください。さん付けでいいですよ」とやんわり言われても、「先生」と呼び続けてしまうかもしれない。

「先生と呼ぶのはやめてください」と言われて、「○○さん」と呼ぶことになったとしても、場合によっては今度はこちらが居心地悪くなってしまうこともある。
春菊さんくらいの明確な拒否をされない限り、「○○先生」と呼び続けるだろう。
そのほうが、落ち着くのである。

なので・・・
こちらも目くじら立てて「先生と呼ばないでくれ」と言うのも気が引ける。

まあ、とにかく、「先生」と呼ばれていい気になっている人、というのは、あんまりいないだろうということだ。
たいていは「形式上のことで仕方ない」と思い、居心地悪い思いをしている人のほうが多いのでは、と。

そして、自分は・・・逃げられるようならば、居心地悪い場から引くのである^^;

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では・・・
上記とはまた別のマンガ関連話を、もうひとつ。

この頃、記事に毒がなくなってきたので、毒をこめて語ろう。
そう、ハヤシは本当は「黒いやつ」なのである。

まずは・・・「まさか、そんなことするはずがないでしょ」という話をしよう。

20年近く前の話なので、時効だ^^;
まあ、20年も前のことをよく覚えているなと思われるかもしれないが、それほど印象?に残ってしまったのだ。>ショックだったと言ってもいい^^;

サンデーで、「音吉」連載のときは、レギュラーで2人から3人アシスタントにきていただいていた。
もちろん、その間にアシさんがやめたり、休んだり、その間、臨時でもきていただいたりして、連載中、全部で10人くらいのアシスタントさんにお世話になった。

その中のひとり、女性アシスタントだったが、「え?そういうことをするか???」という行為をされた。

まあ、原稿を置く場所がなくて、描いた原稿を、床に拡げていた私も悪いのかもしれないが・・・
そのアシスタントは、原稿を避けることもなく、そのまま堂々と生原稿を踏んづけて通ったのである。私が見ている目の前で。
(ちなみにインクは乾いていた。さすがに、そこは気をつけていただろうと思う。じゃないと、描き直しとなればアシスタントも仕事が増えることになる・・・というか、つまり、そこに「踏んでも大丈夫な乾いた原稿がある」と認識していたということだ)

もちろん・・・避けようとしたけれど、誤って踏んづけたのではない。
そのまま、原稿の上を堂々と、進路変更することなく、まっすぐ踏んで通ったのだ。
(ちなみに、ほかのアシスタントは、避けて通ってくれた)

でも、今アシスタントにやめられるのは困るし、怒ることも注意することもできず、私はただ黙っていた。
(他アシスタントもその様子をギョッとした感じで、黙って見ていた)

絵が下手だ、という負い目も私にはあった。
参考までに・・・こんなような原稿を描いていたのだ。↓

otokiti31.jpg


そのアシスタントは、別の漫画家のアシスタントもやっており、その漫画家先生の原稿に較べたら、自分の拙い原稿など「原稿とは呼べない」ものだったのかもしれない。
アシスタントに堂々と踏まれてしまう程度の画しか描けない自分が悪いのだ・・・
床に広げていた自分も悪い。これから踏まれないように気をつけよう。

という根性が、今にしてみれば、まちがっていた。
絵が下手であろうが、大事な原稿を堂々と踏んづける、というのは非常識だろう。

クライアントの編集者が原稿をそういうふうに扱ったのではない。アシスタントである。
ちなみに、編集者にそのような扱いを受けたことはない。

というか、仕事上かどうかも関係ない。
たとえ趣味であったとしても、人の作品を堂々と踏んづける行為はいかがなものか。

で、その後、どうなったかというと、そのまま次のアシスタントが見つかるまで、原稿を堂々と踏んづけたアシスタントさんに何回かきてもらっていた。
けど、新しいアシスタントさんが見つかってからは、当然、そのアシスタントにはやめてもらった。

いや、その場で怒ることもせず、代わりが見つかるまで、ただ黙ってやめてもらった自分も、相当に嫌な奴かもしれないが。

ところで・・・
今、もしも、そういうことをされたらどうするって?

うん、今も、べつに、その場で怒ることはしないだろう。

怒っても、こちらもますます嫌な気分になるし、周りの空気も悪くなるので、そんな人のために、全体の雰囲気がマイナスになるようなことをするのは損である。
もちろん、その日の仕事をしてもらったら、そのアシスタントには、やめてもらい、新しい人を探すことにする。(アシスタント代は、1日いくら、ということで、アシスタントが帰るとき、すぐに支払うようにしていた)
やめてもらう人に、怒ることもないし、私があえて注意することでもない。

理由を聞かれたら・・・
「平気で踏んづけられるような原稿を描く漫画家のアシスタントをするのは、あなたにとってもマイナスだろう。もちろん、こちらも、原稿を堂々と踏んづける人に手伝っていただくのは、気持ち的に嫌であるし、マイナスであるから」
と答えるだろう。

「せめて、踏んづけて通るのには躊躇させるような画を描けるように、私もがんばりますね。あなたも、べつのところで、がんばってください。」と、内心思いながら。
もち、そこまでイヤミなことは言わない^^;思うだけである。

どんな拙い絵であろうと、どんな人が描いた絵だろうと、堂々と踏んではいけない。
せめて「避けるフリ」をしてほしい。

もちろん、誤って踏んでしまったのは仕方ない。踏まれるようなところに「大事な原稿」を拡げていた私が100パーセント悪いのだ。

たまに驚くような「非常識」に出会うことがある。驚いてしまい、どう対処したらいいものか・・・というような・・・
そういう場合、その場で対処が出来ず、ただ黙ってしまう。

けど、そのほうがいい場合もある。

もし感情的に怒ってしまったら、後でどういったウワサを流されるか分からないからだ。

いや、そういった「考えられない行為をされた場合の対処法」は、何も言わず穏便に済ませ、後はできるだけ関わるな、である。

でも、驚くような非常識に出会うと、こうやって後になって「ネタ」になるので、ま、いいかー・・・
という黒い毒記でした。
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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

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RPG「クロノトリガー」に、はまったので、「クロノ関連ネタ」もあります。

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○ハヤシの過去のHP(凍結)

クロノ曲ピアノアレンジ、イラスト、二次創作物語、クロノ関連雑記などを保管したHP↓
「クロノトリガーとドラゴンクエスト」

マンガやピアノなどについての過去の雑記があるHP↓
「マンガとピアノの道」

ハヤシのピアノ演奏録音↓
「クロノ曲」ピアノアレンジ
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