ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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私を担当してくれた編集さんについて語ってますが、HPの記事も含め、私は「体験談」のつもりなのであるが、某所での紹介では「暴露」となっているようで・・・

そうか・・・やはり、これって「暴露」なのか・・・
ま、でも、せめて「裏話」と行きたいところである。
今回、ガッシュの漫画家さんは、編集者を実名で出して怒りを顕わにし、とことん闘うつもりなのだろう、覚悟をもって世間に実情を訴えるつもりなのだろう・・・

それに比べ、失うものがない私が調子にのって、こういった体験談=裏話をするのは、いかがなものか、とも思うけど・・・漫画家志望の人はいろいろ知りたいだろう・・・私が、今「漫画家志望」の立場だったら知りたいよな・・・

ということで、私の経験談・裏話が参考になれば、と思う。

・・・もちろん、これから語ることは、私の視点から、もしかしたら自分に都合良く語っていたり、記憶違い、相手からすればそんなつもりはなかった、というのもあるかもしれません。



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・・・では、長文です。
「読んでられねー、いったい何が言いたいんだ?」という方は、下へスクロールしてくだされ。



さてさて、編集者の作品に対する「熱心さ」について・・・
私を担当してくださった集英社スーパージャンプの編集さん(3名)と小学館少年サンデーの編集さん(3名)の「熱心さ」について順位をつけるとしたら・・・


1番は、週刊少年ジャンプから異動してきたスーパージャンプ3人目の担当さん。

・・・なので、少年漫画でやってきた編集さんが担当した「御令嬢金崎麗子」の中盤から後半は、少年漫画のようなノリになったように思う。担当のカラー・ノリが作品に反映された。つまり、一緒に考えて作ったということである。



で、その1番のスーパージャンプでの3人目の担当さん以外全員は・・・

まず、私が作ったネームを見て、OK出すか、訂正させるか、ボツにするか、を判断する。
話作りを手伝わない。
作ったネームがボツになれば、じゃあ、また新しく作ってね、ということである。
いつも、すでにネームができている状態で打ち合わせをしていた。



というのを踏まえて・・・

2番は、スーパージャンプで、乗り気でない編集長を説得してまで連載を立ち上げてくれた1人目の担当さんかな。



3番は、サンデー3人目の担当さん。
・・・「ガッシュ」の件で、実名あげられた編集さんたちの中のひとりだ・・・

私にとっては、サンデー「音吉」担当の中では、この3人目の担当さんが一番面倒見がよく、親身になってくれた。フレンドリーで世間話もよくしてくれた。
ただ、ほかの漫画家さんのウワサ話もしてくれたので・・・私がいないほかの場所では、私のことも話しているんだろう、と、ちょっとは警戒したけれど^^;

冗談めかして、ごくごくたまに辛らつなことを言うけれど、それほど失礼だとは思わなかった。苦笑い程度ですんだ。



4番は、サンデー1人目と2人目の担当さん。
「え?連載を立ち上げたであろう1人目の担当さんの熱心さが4番?」と思うだろう。
けど、「音吉」連載を立ち上げ、熱心に動いてくれたのは、副編集長だったらしい。
もちろん、デビュー前の私のマンガ原稿を認めてくれ、上(副編集長)に見せるために原稿を預かってくれた1人目の担当には感謝している。

サンデー1人目、2人目の担当さんとは、世間話もあまりしなかった。
とくに、2人目の担当さんとは皆無といっていい。
作品への口出しは、たいてい、ちょっとした訂正くらいである。

けど、私は作品に介入されたくなかったので、私にはちょうど良かった。



サンデー2人目の担当さんの話をしよう。
青年誌からサンデーに異動し、私の担当になった。
「原稿料は足りているか?」と気遣ってくれた編集さんでもあるが・・・

あるとき、ネームのちょっとした訂正を求められたが、私はうっかり忘れてしまい、訂正しないまま、完成原稿として、担当に渡してしまった。
すると担当は無言で原稿を付き返し、憮然とした表情で無言のまま、訂正するべき箇所を指差す。

無言・・・というのが、なかなか怖かった^^;

原稿のチェックを怠り、そのまま渡した私に「あきれてモノがいえなかった」ので、口をきかなかったのだろう。

そういえば、私はピアノの先生にもレッスン時に、無言でため息をつかれたり、舌打ちをよくされた。「あまりの下手さに、あきれてモノがいえない、やってられない」ということだろう。

「あきれた」とき、人は口をきかず、舌打ちをしたり、ため息をもらすものなのである。

が、私も疲れたとき、口をきくのも、かったるい、ため息を吐きたい、と思うことがある。
もちろん人に対して、そういった態度は失礼だし、慎むようにしているが・・・

「あきれた」「やってられねー」ということで、マンガだろうが、ピアノだろうが、
相手に対し、口をきかなかったり、ため息吐いたり、舌打ちしたりするのは、よくあることなのだろう。

いや、まあ、私はよくやられたから。

なので、原稿の持ち込みする漫画家の卵、新人漫画家さんは、こういうことを編集さんにされることがあるかもしれないが、あまり気にしないほうがいい。

>注・ちなみに担当さんは無言で原稿を付き返しただけであり、ため息、舌打ちはしてない。


けど、さすがに、ほかの漫画家さんの裏話のように、罵倒される、恫喝される、罵詈雑言を浴びせられる、なんてことはなかった。

「無言、ため息、舌打ち」と「罵倒、罵詈雑言、恫喝」
どっちがいいか、というと・・・私は無言のほうがいい^^;・・・いや、ピアノの世界で慣れていたから。

けど、それは人それぞれかもしれない。
「無言」のほうが嫌だ、という人もいるだろう。


それでも・・・罵倒、恫喝は・・・うーん・・・

ま、でも、私は、そんな酷いことをする編集さんに遭ったことはないし、なので、そういう編集さんはごくごく少数だと思う。

というか、編集さんが、上司から罵倒される、ということもあるようで・・・体育会系のノリで、ついやってしまう編集さんもいるのかもしれない。
あるいは、編集部そのものが体育界系のノリで、罵倒したりされたりが、当たり前の世界だとしたら・・・漫画家に対しても罵倒することが当たり前の感覚になっている編集者もいるのかもしれない。
また、「愛のムチだ」と思い込んでいる編集者もいるかもしれない。



おっと、話がずれてしまった。もとに戻そう。

で、その2人目の担当さんは、「少年誌は合わない」ということで、早々に異動願いを出したらしく、すぐに青年誌へ戻ってしまった。

・・・後に、この編集さんは小学館をやめ、フリー編集者になり、今では、原作もこなす業界では有名編集者である。編集者として相当有能だったのだろう。



さてさて、一番熱心でなかったのは、スーパージャンプの2人目の担当さん、ということになるが・・・

ま、上から言われて仕方なく引き継ぎ、担当する作品にどうしても興味が持てず、好みでなかった場合は、仕方ないのかもしれない。

けど、1話担当しただけで異動になり、お世話になった期間が大変短かったので、そう思うのかもしれない。

私の作品には熱心ではなかったけど、ほかの漫画家さん、ほかの作品では熱心だったかもしれない。
相性の問題だろう。


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相対的に見て、作品に関わろうとする熱心さは、なんとなく、スーパージャンプの編集さんのほうがサンデーの編集さんよりもあった感じがするが・・・

では、本当に、集英社スーパージャンプの編集さんが、小学館少年サンデーの編集さんよりも、仕事に対する熱意があったのか?というと、それは違う気がする。


熱心さ=作品への介入度、とも言える。

スーパージャンプの編集が、作品に介入してくるのは、人気をとるためであり、「これが人気がとれるやり方だ」と思い込んだら、それ以外は認めず、決して譲らない。人気至上主義である。

だから、作品に介入してくる=熱心である、とも言えたかもしれない。

が、その分、マンガを「作品」というよりも「商品」としてみてしまいがちになるかもしれない。

それに対し、少年サンデーは、マンガを「作品」として、ある程度、作者に任せて自由に描かせてくれていたように思う。スーパージャンプよりも余裕みたいなものがあった気がする。

だから、作品にあまり介入してこなかったのかもしれない。

なので、それを「熱心でなかった」というのは、ちょっと違うかもしれない。


もちろん、これは当時、私個人がそう感じたことであり、本当かどうかは分からない。
ましてや、今現在のことは知らない。
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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

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RPG「クロノトリガー」に、はまったので、「クロノ関連ネタ」もあります。

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ハヤシのピアノ演奏録音↓
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