ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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ドラマ感想「14歳の母」

このドラマでは、命の大切さ云々のテーマを掲げているらしいが・・・

いや、なんだか、出産する母親(14歳)の肉体的痛みに耐えるシーンや、そのあと、出血で意識が戻らないシーン、生まれてきた子供がこれまた大変・・・生きているだけですごいことなのだ、というそういうシーンで「命の大切さを説く」というのは、なんとなく、使い古された感じがする。

「命がけで産むのよ、生まれてくるのよ、だから命は大切に」というのは、あまりに、ありふれたベタな表現だな、と。

これを・・・例えば「自殺を考えている子供」に説いても、いまいち、伝わらない気もする。

で、この「お腹を痛めて産む」ことだが・・・

聞いたところでは(確かかどうかは分からん)、欧米では「無痛分娩」が普通なんだとか。
でも、日本では「お腹を痛めて産む」ことに、価値を置いているというか・・・

もち、麻酔は出来るだけ使わない、自然に産むほうがいいのかもしれないが・・・日本は「痛みに耐えてこそ」というのに価値を置いている気がする・・・
いや、痛みを感じることなく、安全に産めるのなら、無痛分娩のほうがずっといいように思う。

だって「子供を虐待する親は、痛みに耐えて、お腹を痛めて産んだ人が大半だろう」に。
子供を育てるのに、お腹をいためたか、そうでないかは、関係ないように思うのだ。


いやあ、「14歳の母・主人公」は、陣痛がきて、散々、痛みに耐えて、でも、結局、帝王切開で産むことになり・・・
あれなら、最初から、麻酔かけて、帝王切開にすれば、などと思ってしまう。
というか、聞くところによると、リスクの高い出産(低年齢=14歳での未熟な体での出産)は、帝王切開が普通だというが・・・

まあ、あの痛みに耐えてこそ、というのがないとドラマになりにくいのだろう。ただでさえ、親にすべて面倒見てもらえるそれほど大変そうじゃない主人公である。せめて肉体的苦痛は与えないと、という趣向なのか・・・


いやあ、でも脚本は井上由美子さんなのになー。
「白い巨塔」「まちべん」を書いた人なのに・・・この二つは、面白く、素晴らしいドラマだった。

まあ、とにかく、安全に痛みがとれるのなら、無痛分娩でいいだろう、と思ったのであった。


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追記1

「命の大切さ云々」がテーマだとプロデューサーだかが言っていたらしいが、命の大切さを訴えたいなら、なにも「14歳の出産」でなくてもいいだろうとも思った。

いや、もっと、いろいろと修羅場のあるドラマなのかと思ったら、全然違った「きれいごと」だったので、よけい、そう思うのかも・・・

しかし、なんだか主人公の家族が愛にあふれすぎている・・・
家族は左遷されてもいじめられても、強く優しく・・・あまりに主人公中心に動いている、というか・・・

あんまりサポートがなく、孤独に、つわりに耐え、出産し、子育てしている専業主婦に較べたら、この主人公はめぐまれすぎである。だから、自分としては、ドラマとしていまいち・・・なのかもしれない。

が、14歳の出産をもちだし、命の大切さを訴えるのは、ちょっとなー・・・

けど、ふつうは、まあ中学生高校生で妊娠すれば堕胎するわけで・・・
14歳の出産の話にするんなら、そのへんも、濃くやってほしかった。いや、堕胎したというお友達?も登場するけど・・・薄い。もっと、いろいろとやりとりがあるのかと思った。

このドラマ、登場人物多すぎ・・・な気がする。だから、薄く感じるのかもしれない。命の大切さ云々をテーマにしているには、軽くて薄い、そんなドラマであった。


>「白い巨塔」「まちべん」書いたこの脚本家さんに期待していたという部分もある。やっぱ14歳が主人公だと難しかったのでは、とも思った。「大人の主人公」を書かせたら、面白く人間ドラマを展開させる脚本家さんだと思う。


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追記2
「14歳の母、最終回」感想

やはり安易・・・というわけじゃないが、ハッピーエンドであった。

最終回の前前回は、主人公が出産し、その後遺症で眠ったまんまという次回予告がきいたのか、20位以下に落ちていたのが、最終回前回は2位に浮上したらしい。

んで、最終回予告はこんどは赤ちゃんが危ないというシーン。
おそらく最終回も良い数字(視聴率)がとれたことだろう。

予告が上手いと思った(笑)
自分も気になったもの、もしかしてバッドエンドになるのか、と。
けどやっぱハッピーエンドであった。

まあ、けど、「きんぱち先生」で15歳の妊娠、出産の話があったので、今度は14歳にしたのか・・・という印象。高校生の妊娠、出産じゃめずらしくないので、中学生14歳に設定したのだろう。

なのに、テーマは「命の大切さ云々」というのが、ちょっとなー、と思った。

けど、数字が取れたのだから、ぜひ続きをやってほしいと思った。
だって「続き」が大切だし、続きを書いてこそ、14歳に設定した意味がある、という気がする。
コトーだって、おそらくまた続きをやるだろう。

ところで、マンガ「医龍」はおもしろい。これがダントツ。

今年一番面白かったのは、ドラマは「チャングム」、マンガは「医龍」だったなー。
「医龍」はまだまだこれからもおもしろくなりそう。けっこう長い連載なのに・・・自分の中では「ブラックジャックを抜いた医者マンガ」である。
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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

このブログでは、ピアノ、ショパンネタ、マンガ・物語創作、作品感想、社会ネタ考察記事を書いてます。
RPG「クロノトリガー」に、はまったので、「クロノ関連ネタ」もあります。

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