ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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ほとんど更新していないのに、まだ訪問者がいらっしゃる。
そんなわけで、ピアノネタに限り、ちょっと更新してみようと思う。

といっても、別所で描いている私のブログからの転載になるけれど。


以下、ハヤシのブログ「ピアノ修行中」より転載

この頃、加齢によるためか、ピアノが下手になった。
昔、難なく弾けていた箇所が弾きづらく、ミスをする、音がかすれる、音を外す。

ちなみに練習しているのはショパンの華麗なる大ポロネーズ、ソナタ3番の1楽章と終楽章、バラード3番、幻想ポロネーズ。たまにスケルツオ3番。

幻想ポロネーズ以外は、何年も弾き続けている。
といっても、幻想ポロネーズは音高時代の卒業試験で弾いた曲なので、わりとすぐに取り戻せた。

が、これら何年も練習を続けている曲が、どんなに練習しても上達しないどころか退化していくようだ。

そこで、奏法を変えることにした。
参考にしたのは、ロシア流奏法について書かれているブログ→http://ameblo.jp/chipmop1021/

そういえば、私は「指弾き」をしていた気がする。
「指を上下に動かすことを基本」にした弾き方だ。もちろん、手首の動きも利用するが、基本は指の上下運動・・・つまり「指弾き」だ。

が、これは運動能力の高い若いときであればいいが、歳をとるとキツいらしい。
無理のない楽な弾き方を真剣に身につけようと思った。

重力奏法という言葉は前々から知っていたし、「重さを利用する弾き方なのだろう」とは思っていたが、具体的にどうすればいいのかは分からなかった。

けど、ピアノ仲間のアドバイスで、なんとなく分かってきた気もする。

そこで、また日記を再開してみようという気分になったのだ。


さてさて・・・拙著「音吉君のピアノ物語」も、たま~に小学館から印税のお知らせがきたりする。まだ買ってくれる人がいるのか・・・と思う。もちろん嬉しい。

だが、ちょっと考えてしまったのだ。
「音吉」では、「古い奏法」のことしかネタにしていない。これはやっぱり作者として、「いろんな弾き方があるのだ」とお知らせしないと、いかんだろう・・・

たとえば・・・「音吉」では、手の甲にコインをのせ、落とさないように、ハノンを弾く、という練習描写がある。
つまり、指以外は動かさず、指だけで弾く、という練習だ。だって、昔は本当にそういう練習法があったんだもの・・・指以外を動かすのは「無駄な動き」ということで。あとは指を強くするため・・・

もちろん、ほんの初期の段階では、そういう練習もあってもいいかもしれない。コインを落とさずに、というのは「ゲーム感覚」でできる練習だ。

が、その次の段階では、そういう弾き方はNGであるっ、てなことを描いていない。

「音大出が描いたマンガ」として売っているため、ひょっとして、「それが正しい弾き方」と勘違いをしてしまう人もいるかもしれん。

・・・と未だに「音吉」を買う人がいると知って、ちょっと心配になった。

いや、手の甲の向きについて、考えさせられておるところ。
親指側に傾けるか、小指側に傾けるか、私の場合、それは曲の箇所によって、弾きやすさが違ってくる。
もちろん、パッセージの途中で向きを変えることもある。

「音吉マンガ」で描写してしまった「手の甲は水平にして動かなさないで弾く」なんて・・・ショパンほか、ロマン派以降の難曲ではありえない・・・と今にして思ってしまったのだ。


そういった昔、自分が描いてしまったピアノ漫画「音吉」のこともあるし、現在のピアノ奏法について、不特定多数に向けて語らねばならぬの~と、思ってしまったのだった。

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ここから「ですます文体」になってます^^;


音吉君のピアノ物語」をまだ買ってくださる人がいるということで・・・当時のピアノ奏法(20年以上前)と、現在のピアノ奏法について、思うところがあり・・・
そして、現在、自分のピアノ奏法について見直しているところもあるので、これからもピアノについて語ってみようと思います。


私は音大卒業後、漫画の道へ行ってしまい、漫画を描いていた時はピアノは最低限、腕を維持するという感じでしたが、

8年連載したピティナの「ショパン物語」http://www.piano.or.jp/report/01cmp/c_chopin/も終わったし、今またピアノの道へ戻ってきました。

というか、維持していたつもりが、後退している・・・(汗)

ということで、もっと手首や腕の動き、手の甲の向きなどなど利用しながら、できるだけ無理なく弾けるピアノ奏法について考えているところです。

そんなわけで・・・
「若いピアニストへの手紙」(ジャン・ファシナ著)という本を読んでます。



著者のファシナさんは、パリ国立音楽院卒業後、東欧(ポーランド)でロシアピアノ奏法を勉強されたピアニスト兼教師。(当時、本場のロシア=旧ソ連に行くのは社会情勢上、難しかったようだ)

そのファシナさんの著書では、【ネイガウス】の言葉が多々引用されています。(つまりロシアピアノ奏法のネイガウス派の流れを汲んでいるといっていいだろう。)

さて、前回、ロシア流奏法について語る大野先生のブログhttp://ameblo.jp/chipmop1021/に、ちょっと触れましたが・・・

この大野先生も、【ロシアピアノ奏法ネイガウス派の流れ】を汲んでいるようです・・・

なので、おおよその音楽教育に対しての考え方はファシナさんと大野先生は一緒ですが、細かいことになると違うようです。

大野先生は「イスを高く」と言って、生徒達にもかなり高い位置に座らせているようですが、
一方、ファシナさんは「高い位置に座ることへの不都合」を説き、「低い位置に座る利点」をあげています。

ええ?大野先生とファシナさん、イスの高さからして言っていることが正反対ではないか~・・・同じロシアピアノ奏法なのに?ネイガウス派の流れを汲んでいるのに?

ファシナさんは「手首の位置は低め、指先より低い位置で」と説いています。
そのほうが「腕の重さから解放されるため、中手指関節が自由に動く」と。

そして「腕や上半身の重さから解放し、手首が自由に動けるように」ということで、ファシナさんは、腕や上半身の重さを利用する弾き方には懐疑的のようです。

たしかに、指に、上半身や腕など「大きな重さ」がのってしまうことは、指にとって大きな負担かもしれません。なのでファシナさんは「手首低め、姿勢を良く」「前傾姿勢は良くない」とおっしゃっているのかも。

でも一方では「腕や上半身の重さを利用する弾き方、腕や上半身の重さを指に伝えて=のせて弾く」を良しとしている先生もいます。

というわけで、同じ流れを汲むロシアピアノ奏法でも、先生によって言っていることが違うようで・・・

結局は「どれもあり」「自分に合ったものを選択する、見つける」しかないようです・・・
無理がなく負担ない弾き方・・・まずは自分の体を知ることが大切なのかも。

個人的には・・・「手首の位置は流動的に」という、現在、私がアドバイスを受けているピアノ仲間の言うことが一番、理があるように思いました^^

そのことについては、また改めて。
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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

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RPG「クロノトリガー」に、はまったので、「クロノ関連ネタ」もあります。

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