ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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劣等感について。
若き頃、私の場合、「人間関係、容姿>ピアノや漫画(画力)」だったなということで語ってみよう。

歳とってよかったことは、容姿の劣等感をさほど感じなくなったことかもしれない。ばあさんになってしまえば、あまり関係なくなるもの^^
むしろ美人さんのほうが、歳をとると容姿に対する劣等感が強まるかも?

ま、私の場合、若いときは、漫画とかピアノとか燃えるものがあって救われた。

バブル世代は恋愛至上主義者が多いけど、その時代、恋愛に背を向け、漫画やアニメに燃える人は「オタク」と呼ばれ馬鹿にされていたっけな^^。
でも厳しい現実を知っているからこそ、架空世界を求めてしまうのかもしれない。恋愛関連は一番劣等感を刺激するから、手を出さないオタクもけっこういるかも。 私もその一人であった^^;

若いときは、恋愛のほか、イジメ、友人が少ないなど、対人間問題はほんと劣等感が刺激されたな、と。ピアノや漫画で全否定されるよりも。

そういえば、ピアノも漫画も基本一人でコツコツやるものだな。だから続いた、とも言えるかも、私の場合。

いかに対人間で、劣等感を持っていたかというと
たとえば、漫画連載していたとき、担当編集者に時間を取らせ、私のようなものに付き合っていただくのは大変申し訳ない、と思っていたくらいだ^^;

漫画家によっては、ネームを作るところから、長時間、担当編集者を付き合わせる人もいる。

私は一人でネームを完成させて、担当の判断を仰ぐ、ダメなら、家に持ち帰り、一人で直す。
けど、漫画家さんによっては、担当にずっとにつきあってもらいながら、直す人もいるようだ。

私は、担当とは仕事以外の話は基本しないし、打ち合わせ以外のことで、担当を付き合わせることも一切したことがない。
一緒に遊びに出かけるなど、したことがない。
ほかの漫画家さんは担当と遊びにでかけることが、よくあったそうだが、
私なんぞに付き合わせるなんて悪い、相手もきっと嫌だろう、と思っていた^^;

ま、担当さんから見たら、おそらく私は愛想のない、かわいげのない人に思っていただろうと、今では過去の自分の態度を反省している^^;

けど、そういう態度だったので、少なくとも私は、基本的に担当さんに迷惑をかけたことがない、と自分では思っている^^;
うっかりミスはあったが、我儘は言ったことがない。

「先生」と呼ばれたとき、先生と呼ばれるのはいやであったし、「林さんでいいです」と一度は言うものの、それでも「先生」と呼ぶので、「ああ、これは距離を置きたい、親しくしたくないからだな、敬遠したいからか」と深読みをしてしまい、そのまま「先生」と呼ばせていたこともあった^^;

「先生」と呼ばせてしまった編集者は2人いる。
が、実は、この2人の編集者が一番フレンドリーで、仕事以外のことを話したりした編集さんだったっけ。
反対に、この2人以外の担当編集者とはプライベートの話を一切したことがない。

私の深読みは全く外れていた^^;
が、この2人のフレンドリーな編集さんには、「先生」と呼ばせてしまったがため、それ以上には親しくなれなかった。
もうちょい心を開けばよかったな、と、これは後悔している^^;
同世代だし、もしかしたら友人になれたかもしれないのに。(けど、若いころは、こんな私と友達になるなんて嫌だろうな、と思っていたのだ^^・)

そんなわけで、私は人間関係を築くのは大変下手であった^^;
人間関係でうまくいかないと、劣等感刺激されるので、私も距離をとりすぎるくらいにとってしまう。

それに比べ、ピアノや漫画で全否定されても、劣等感への刺激は少なかった気がする。(そりゃ、その時は凹むには凹むが、復活も早い)
全否定されても耐えられる、だから長続きしたのかも。

そういえば、漫画で、
持ち込んだ原稿への講評に一言「いらない」って編集者たち全員から書かれたときも、
担当編集者から「(ハヤシさんに)覚めちゃったんですよね(=もう来てくれるな。連絡してくるな。ほかへ行ってくれ)」と言われた時も、思ったほどには落ち込まなかった。

ピアノでも、先生らから全否定されるのはもうあたりまえのことだったし^^;

ネットで過去作品をボロクソに否定されても、落ち込まない。
むしろ話題にしてくれて、今ではうれしいくらいだ。

と、「あおいほのお」(漫画家島本和彦の自伝的ドラマ)を見て、昔のことを思い出し、こんなことを思ってしまった。

いや、今なら、そんなに劣等感持たずに、人とお付き合いできますが^^
嫌われたら嫌われたで仕方ないと思うし、さすがにイジメとは縁がなくなっているし
面と向かっての口げんかは負けるが、文章でのやりとりは負ける気がしないし(言った言わないを避けるため、私は文章でのやりとりを望む)
人の底意地悪さに触れれば「ネタにしてやろう」「うむ、ワシの創作意欲に火をつけてくれて感謝」って思っちゃうし^^;

若いときにこそ、今ぐらいの「ずうずうしさ」があったらな~、今ぐらい鈍感であったらな~、今ぐらい覚めていればな~、もう少し何とかなったかもしれないな~、惜しいことをした、と思ったのでありました。
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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

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RPG「クロノトリガー」に、はまったので、「クロノ関連ネタ」もあります。

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