ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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原作クロノトリガーとは、設定はできるだけ利用しながら、けど離れているところは、かなり離れているよなー・・・もしかしたら、世界観をかなり壊しているかもしれないが、できるところまで綴ってみよう。

今回はいよいよ原始時代。
けど、わりに、さらりと流してしまった。

ま、とりあえず物語を綴ることにしよう。

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原始時代と思われるタイムゲートをくぐったクロノたち。

程なく村を見つけた。
そこの長は若い女性で、エイラと名乗った。
それほど警戒されることなく、迎え入れられた。

その時代では、人間と、恐竜人が、種の生き残りをかけて戦っていた。
人間にとって、警戒すべき敵は『恐竜人』というわけである。人間のクロノたちは仲間ということで歓迎してくれた。

そして、そこにジール王国の賢者ボッシュがいたのだ。

賢者ボッシュは武器を作る名人でもあった。
10年前、ボッシュがきてから、劣勢だった人間は、高度な武器を手にし、優位に立った。
これから恐竜人のアジトを攻め、決着をつけるという話であった。それが「大地の掟」だと首長エイラは言った。

「・・・共存という道はないのかしら」と思わずつぶやくマール。だって、AD600年では、ガルディア王は人間と魔族との共存という道をとった・・・それが平和への近道だと。
AD10年では、女王サラも平和を願っていた。

「フン・・・共存などそう簡単にできるものではない」と魔王。
ジール王国時代、人間同士なのに、魔法を使えるか使えないかで差別し、魔法を使えない民は地に追いやられ、虐げられていたのだ。そして、ジール王国が地に落ち、なくなってしまった後も・・・天の民は地の民と協力し合えばいいものを、未だに攻めていた。

「とにかく、まずはボッシュのところへ案内してもらいましょう」とルッカ。


酋長エイラに案内されて、一行はボッシュに会った。
魔王はここでも「ジャキであること」を隠し、クロノたちにもそれを強いた。

自分たちは未来からガッシュの開発したタイムマシンでやってきたこと、その後のジール王国のこと、サラのことなどを話した。

賢者ボッシュはしばし聞き入り、知らせてくれた礼を言った。
そして、ガッシュやサラと同じく、ここがもう自分の居場所だと言う。

ガッシュが気にしていたジール王国の一人ボッシュも無事で、元気そうで良かった、と思うクロノたちであったが、恐竜人との戦いについて協力するかどうか迷っていた。

酋長エイラは別にクロノたちの手は必要でないという。

「恐竜人に恨みがあるわけでもないしなー・・・」とクロノ。
そこへ、まためずらしく魔王が口を開く。「フン・・・お前は魔王城に攻め込み、人間の敵だという魔族と闘ったじゃないか」
「あれは・・・時代が違うとはいえ、自分の国ガルディアを守りたい気持ちがあったし・・・魔族が先にガルディアを攻めてきたっていう話だったし・・・というか、あのとき、魔王はサラさんの建国したガルディアを攻め落とそうとしていたということだよなーーー」と、クロノは魔王にとって痛いところをついてきた。
魔王はクロノをにらむと、そのまま黙り込んでしまった。

そうかー・・・だから、サラさんに自分がジャキだとは言いづらいよなー、とクロノはちょっと魔王がかわいそうになった。

「そうね・・・恐竜人と人間の生き残りをかけた戦いに、まるで時代の違う私たちが『良い悪い』を言うことはできないわね・・・それに人間が生き残ってくれなきゃ、未来の私たちにつながらないのだから」とルッカは、先ほどボッシュが言っていたことを思い出していた。ボッシュは・・・自分は、この時代に生き、ここで骨を埋める・・・だから、ここの掟に従い、自分が出来ることで協力したし、これからもする、と。

クロノたちは、この時代にはあまり干渉せず、ただ人間と恐竜人の戦いを見届けることにした。

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「お前は魔族と闘ったじゃないか」と、先ほど魔王に言われたことをクロノは思い返していた。

ガッシュのため(手柄を立て、ガルディア王から直に情報を得たい)もあったが、まずは「攻められている自分の国を守りたいから」というほうが強かったかもしれない。
ルッカもマールもそんな気持ちをもっていたかもしれない。

けど、AD1000年の自分の国からは逃げてきた。
仕方なかったとはいえ、このまま逃げたままでいいんだろうか、という気持ちがクロノに芽生え始めていた。
あんなふざけた裁判がまかりとおるAD1000年のガルディア・・・そこに母さんも残してきてしまった・・・そしてルッカの家族も。

クロノとルッカは家族ぐるみで付き合っていた。
出稼ぎに行っていたクロノの父が行方不明となり、クロノの家は、母子家庭だったが、ルッカのタバン父さんが、なにかと面倒をみてくれ、クロノの父親代わりにもなってくれた。

母さんを残してこれたのも、ルッカの家族がいるからと、安心もしていた。
ルッカも、ガッシュを残してこれたのも、頼りになる父タバンがいたからだろう・・・

けれど・・・本元である国・・・AD1000年のガルディアは大丈夫なのか?

魔族との戦争、共存の道を模索し始めたというAD600年。
戦乱の中、サラによって小国ガルディアが建国されたAD10年。
トップらを失ったジール王国は滅亡した古代時代。
そして、大地の掟だという種の生き残りをかけて闘っている原始時代。

そんな時代を駆け巡り、受け継がれてきた自分たちの時代、自分たちの国のことを思うようになっていた。

時空を飛べるのなら冒険してみたいという好奇心、ガッシュの想いのため、そしてクロノ自身が逃亡するために始まったこの旅だったが・・・この旅は、自分にとって必要かもしれない、この旅でいろんなことを学んでいるのかもしれない・・・とクロノはマールが考えているのと同じ気持ちを持つようになっていた。

ーーーーーーーーーーー

エイラ率いる人間族と、恐竜人との最後の戦いが始まった。

クロノたちはそれを見届けるために、人間村の酋長エイラと共に恐竜人の城へ入った。クロノたちは、攻めてくる恐竜人から身を守るための戦いはしたが、恐竜人の長であるアザーラと、人間エイラとの戦いには手出しをせずに、ただ見守った。

エイラとアザーラの一騎打ち・・・
アザーラは強敵だった。

が、エイラはボッシュの開発した武器は一切使用しなかった。ただ自分の拳、自分の力のみで戦っていた。

エイラはなんとなく・・・ボッシュが、全く違う世界からやってきた人間であることを肌で感じていた。
同じ人間だけど、こことは全く違う世界からやってきた・・・そのボッシュの開発した武器によって、人間族は優位に立った。それは皆を守らなきゃいけない酋長として喜ばしいことだ。そしてボッシュも同じ大切な仲間だ。
でも、自分はボッシュの開発した武器は使わない・・・それを使わずに恐竜人たちと戦い、長のアザーラを討つ。そこで、はじめて「大地の掟に従い、勝利した」と思える。エイラはそう考えていた。

そして・・・ついに、エイラはアザーラを倒した。

しかし戦えなくなったアザーラに対し、止めを刺すことはなく、大地の掟に従い、この地を人間に明け渡し、この地から出て行くように話をつけた。

誇り高いアザーラは長として自害し、残りの恐竜人は、大地が養ってくれていた狭い地から、生き残っていくのが難しい砂漠の地へと移っていった。
長い時間の中、恐竜人は淘汰され、消えていった。
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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

このブログでは、ピアノ、ショパンネタ、マンガ・物語創作、作品感想、社会ネタ考察記事を書いてます。
RPG「クロノトリガー」に、はまったので、「クロノ関連ネタ」もあります。

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