ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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※ドラマ「相棒」ネタバレ含んでます。

復讐する時、人間はその仇敵と同列である。しかし、許す時、彼は仇敵よりも上にある。Byフランシスコ・ベーコン】

許すことができて、自分は上だと思うことができて気持ちいいか、そして、それが癒しになるのか、結局は自己満足なのかもな・・・

『許すこと』は善だろうけど、そういった善人にはなかなかなれない。

いや、そんなこと言ったら、そこでおしまいだ、成長がない、善を目指せ、理想を目指せ。復讐は憎悪の連鎖を生むだけ、だから許そう・・・

正しいことだけど、きっと感情がついていかず、善なる正しい行いを『強制した段階』で、それは『善』でなくなってしまうかもしれない。

まあ、そんなことも物語『プライオリティ』ではテーマにしている^^;

ただ今、シーズン4の第2章までアップ。

シーズン4の内容・・・
子どもを狙った殺人事件が続いていた。
国政選挙まで2週間という時期に、政権与党の重鎮と首相の秘書官――それぞれの孫に対する殺害予告がくる。そこには、とてつもなく「えげつない事実」が隠されていた――。

その秘書官の孫の護衛を務めるジャン・セイヤ・リサ。そこではシベリカ工作員・少女サラとの戦闘が待っていた。その勝負の行方は?
そして、シーズン3でわりと活躍した『あの人』が意外な役で再登場。

キーワードは「臓器売買」「復讐」「取引」「二重スパイ」「意外な黒幕」「黒い政界」

「ピクシブ」http://www.pixiv.net/series.php?id=471062&p=3(シーズン4)
「なろう」 http://ncode.syosetu.com/n1557cj/(シーズン1~今までの投稿分全て)

シーズン1~シーズン3も「復讐」がキャラクターたちの行動の動機となっているし、実際、主人公サイドの人間も「仕返し」「報復」を行う。

リサは兄を殺された復讐をシーズン3で成し遂げ、セイヤはいじめっ子へ報復を、ルイはシベリカ国への報復、ミスズ先生は世間へ報復、敵方のサギーはトウア国への報復しようとし、、お門違いと知りながら、復讐心を燃やすのだ。(こうして並べると、主人公セイヤ君の報復相手は小さいな・・・主人公なのに^^;・・・でも、いずれ、もうちょっと大きい者へ報復するかもしれない・・・)

「ピクシブ」シーズン1~3はこちら
http://www.pixiv.net/series.php?id=471062
http://www.pixiv.net/series.php?id=471062&p=2

まあ、『復讐』というのは人間ドラマでもあるので、物語ではそういったことがテーマになる。

シーズン4では、今まで多くの人を殺害し、セイヤを襲った工作員サラに、リサが報復する・・・かもしれない^^。
戦闘能力、セイヤよりもリサが上回っている? 銃を持たせたら、リサちんにはかないません。セイヤはもっぱら「頭を使う人」になってます。

ちなみに・・・サラは「復讐」という動機で、あのようなこと(心臓移植した子供を殺害)をしているのではない。その真意は後のほうで出てきます^^;

リサ、そして、もうひとりシーズン3で活躍した『あの人』が、報復または復讐という動機で動く。

報復を行ったリサらは、報いを受けるのかなあ。
受けるべきと考えた時点で、同じ穴のムジナだが。

報復は次の憎悪を生む。だから報復してはいけない、許せ、というのは正しいことだし、「善なること」だけど。人間、理想通りには生きられない。
理想を描かないことも「プライオリティ」のテーマなので、「きれいな話」「皆がハッピー」にならないのだ・・・

さてさて、そこで・・・「相棒」今シーズンの最終回について。

ようやく、録画しておいたドラマ「相棒」の最終回を見ることができた^^;
なるほど・・・まあ、スッキリしないというか、モヤモヤするというか、ちょっと無理やりという気もし、けど私個人は「全く納得いかない」というわけでもなかった。
制作側は、ハッピーエンドにはしたくなかったんだな、世の中の不条理、そして主人公(杉下右京)の行いは正しいけど、決して周囲に良い影響を与えたわけではなかった、ということを描きたかったのだろう・・・

苦い部分が残る、ただし、絶望的なバッドエンドというわけでもない・・・ま、世の中、そう単純じゃないし、割り切れないところあるし、善なのか悪なのか分からないところもたくさんある・・・

私もそういったところを「プライオリティ」で描きたいと思っているので、「今回の相棒の最終回」には、ちょっと同調する部分もある。単純なハッピーエンドよりはいい。相棒はそういうドラマだ。

人気ドラマ「相棒」を引き合いに出すのは、大変おこがましいけど、「相棒」を見た後、「プライオリティ・シーズン5(ラストシーズン)」は苦い内容でも、ちゃんと描いてみたいと思った^^;

ただ今、投稿連載中のシーズン4も、ラストは「すっきりハッピーエンド」ではなく、かなりキツイ部分が残る。
主人公たちは決して「善なる正義の人」「自分らがやられても、仲間が殺されても、敵を許す優しい人、心の強い人」ではないので、そうなってしまう。

今考えている「ラストシーズン」は、さらにそれが顕著となり、主人公たちの行いは、もしかしたら共感呼べないものかもしれない、そんな展開になる・・・

一時、シーズン4で終わらせ、ラストシーズンは書かないほうがいいのでは、とすら思った。それほど厳しい、黒くて救いがなく、えげつない展開を考えていた。

じゃあ、もっと皆がハッピーになれるような救いのあるお話にすればいいのだけど、物語のテーマの性質上、それはできない。
皆がハッピーになる話=理想は描かない、ということで始めた物語なので。

シーズン4よりもさらに救いがなく、苦い内容のシーズン5。
けれど、それはだいぶ先の話。プロットから、物語を文章表現していく、推敲する、手直ししていく、ってけっこう時間がかかり、完成まで1,2年かかりそうだ^^;・・・

ま、そもそもシーズン5まで読んでくれる人がいるのかすら分からないし、読者ゼロの可能性も高い^^;
けど、公開したからには読み手がいなくても書いてみたいとはと思う^^;
読者がいないからといって、投げたりせずに、できるだけの努力はしていこう・・・

と、今回の「相棒、最終回」見て、影響を受けた。
迷っていたけど、「プライオリティ」ラストシーズン、当初のプロット通り、苦い展開でいこう、と思った。
けれど決して、絶望的なバッドエンドではない。それもまた「現実的」じゃないから。

ハッピーもバッドも混在する。それが現実だよなあ。

たぶん、主人公とヒロインがとる行いは、善ではない、かといって悪でもない。どうすればよかったのか、誰にも答えは分からない、けど主人公がとった行動は理解できるところもある、といったところか。もろ手をあげて共感はしないが、でも非難もできない。

理想は描くまい、と同時に、一方的な善または悪は描くまい、それが「プライオリティ」を作る動機にあったからなあ・・・
(もともとは、かつての日本を「一方的悪」とみる左派へのアンチテーゼとして始めた物語だから)

ということで、理想的ハッピーエンドではない、苦々しいものが残る物語もあってもいいのでは、と「相棒」見て、思ったのでした。


※ここからネタバレ。


「相棒」では・・・
野放しとなっている犯罪者、加害者、社会の悪に鉄槌(復讐、報復)を、多くの人が望んでいるけど、それを実行してしまうことは「悪」「正しくない」「復讐を認めたら、それは法治国家ではない」
なのに、実行してしまったカイ君。意外すぎというか、ちょっと無理がある気もしないでもないが、ま、「正しくないこと」を実行してしまったからには、報いを受ける。

ということで、カイ君は犯罪者となり、バッドエンドといっていい終わり方をしてしまった。(恋人に子どもができて、カイ君自身に全く希望がない終わり方ではないけれど、ファンにしてみれば納得できないかもなあ)

いやあ、やっぱり「意外」だったので、ちょっとびっくりな「相棒」だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
改めて毎度毎度の、物語紹介編。

※今もちょくちょく加筆訂正加えてます。
昨日、シーズン1のプロローグと第1章を。先日はシーズン1の断章とエピローグを。
今日は第2章と第3章を見直そう・・・

と、こういった宣伝ネタ、うざいだろうな、と思いつつ、やるしかない^^;

これからさらに改稿し、手を加え、完成度を上げたいと思っているのに、まだちゃんと改稿していないこの時点で宣伝するのも考えてしまうが・・・

↓この言葉の通り、制作過程ということで、「プライオリティ」および「パラレル・プライオリティ」を紹介します。

(小池一夫氏の言葉より)
『クリエーターの初心者にありがちなのが、「ある程度モノになるまで人に見せたくない」というこだわりが強すぎる事。そのこだわりが強すぎるといつまでたっても人に見せられる完成品は作れないよ。人に見せて、色々な指摘を受ける事も、制作過程の一部だと考えるのだ。』

ということで、どうぞ生温かく見守ってやってください。

物語「プライオリティ」について(もち無料)
『不戦の民』と『戦犯』の子孫と『兄の遺志を継ぐ少女』が工作員らと戦う物語。
リサとセイヤ表紙IMG_0001.jpg

「なろう」で連載中↓
http://ncode.syosetu.com/n1557cj/

pixivではこちらです。
1~9→http://www.pixiv.net/series.php?id=471062
10~19→http://www.pixiv.net/series.php?id=471062&p=2

20~(シーズン4)→http://www.pixiv.net/series.php?id=471062&p=3

 架空世界を舞台にしてますが、現代の日本と変わりない世界観になっています。

 漫画イラスト付き。
 謀略策略ありの人間ドラマ。
 基本シリアス、たまにコミカル。
 オリジナル長編小説。

 漫画のような分かりやすさとノリ、小説のような登場人物の心理描写と展開の早さ、読みやすさを心がけてます。

 シーズン1は恋愛要素あり。主人公とヒロインの心の物語が中心。敵の正体や思惑も明らかに。
 シーズン2は対工作員・謀略策略戦。狙われる主人公たち。
 シーズン3はテロ戦争・戦闘・銃撃戦。首相も登場。国の存亡をかけた作戦とは。
 シーズン4は国に見放された少年少女工作員との闘い。そして政界で謀略策略が。本当の黒幕は?

※次シーズンに橋渡しをしつつも、物語はシーズンごとに区切りをつけます。 各シーズン9万字~11万字程度です。
 はじめのほうは右傾化エンタメと思われそうな内容ですが、物語が進めば、実はそうでもありません。

「パラレル・プライオリティ日本編」について。
こちらは明るくユーモアたっぷり楽しいコメディ短編集。

本編「プライオリティ」のパラレルワールドとして、本編のキャラたちが日本人として登場する、現代の日本を舞台にした物語です。
なお、本編を知らなくても、分かる内容になってます。

夫婦愛、家族愛、ほのぼのな日常生活を描きつつ、日本の社会問題を少し織り交ぜながら、ちょっと悪乗りしつつもコメディタッチで描く短編集。
日本の文化や四季折々の習慣にも触れていければと思ってます。
http://ncode.syosetu.com/n2006cl/
なお、短編として一話一話で区切りがついており、時系列に進むとはかぎらないので、どの話から読んでも大丈夫です。

ピクシブではこちら
http://www.pixiv.net/series.php?id=486383
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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

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RPG「クロノトリガー」に、はまったので、「クロノ関連ネタ」もあります。

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○ハヤシの過去のHP(凍結)

クロノ曲ピアノアレンジ、イラスト、二次創作物語、クロノ関連雑記などを保管したHP↓
「クロノトリガーとドラゴンクエスト」

マンガやピアノなどについての過去の雑記があるHP↓
「マンガとピアノの道」

ハヤシのピアノ演奏録音↓
「クロノ曲」ピアノアレンジ
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