ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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前回の話では、ロボットたちに囲まれたクロノたちということで、20回目の終わりの部分から、のっけておこう・・・

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クロノたちがシルバードを降りると、ロボットたちは反応し、が、すぐに攻撃する様子は見せなかった。
それどころか、質問してきた。
「アナタ方は?」

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「会話できるのか・・・どうする?正直に答えるべきかな」とクロノはいちおう警戒する。
そこへルッカが「時の翼シルバード」から降りてきて、ロボットたちに答えた。「私たちはこの時代の者ではないわ。この時代の人間のいるところへ行ってみたいのだけど、あなたたちを作った人間はどこにいるのかしら?」

ロボットたちは何やらこの会話を他へ転送している様子で、しばし沈黙していた。そして、指示が出たのだろう。
「案内シマス」と答えた。

「どうする?シルバードの番は誰がする?」
「とにかく公平にジャンケンよ」

と、そのとき、魔王が不穏な空気を読み取り、鎌をかまえた。
魔王の様子に、クロノ、クロノにひっついているプチ、ルッカ、マールも戦闘態勢に入った。

そこへ、人間たちが現れ、いきなりロボットたちに攻撃を仕掛けたのだ。


ロボットたちも応戦した。

「え?どうなってるの?」とマール。
「とりあえず、どっちに加勢するべき?って、やっぱ人間側かな」とクロノ。
「ロボットが悪だとは限らないわ」とルッカ。
魔王はとりあえず静観していた。こちらに攻撃してこなければ、敵も味方もない。

人間側の数が多く、ロボットたちは撤退していった。

そして、クロノたちを見て、さっきのロボットたちと同じ質問をするのであった。
「あなた方は?」

「どうする?正直に答えるべきか・・・けどシルバードが狙われるかも・・・」とまたもやクロノは警戒をするが、「答えなきゃ、こちらの質問にも向こうは答えてくれないわ」とルッカは、時空を越えてやってきたことを話し、10年位前にハッシュという者がこの時代に来なかったかを聞いてみた。

「なんと・・・ハッシュ様をご存知なのか?」と、その人間たちの集団の長のような人が出てきた。そして「ドン」と名乗り、この集団を取りまとめる責任者だという。ここの時代はいつなのかを問うと、今はAD2300年だと答えた。

「ドン・・・どこかで聞いたことのある名前・・・」
「あ、1999年の・・・」
「そういえば、どことなく雰囲気が似ているような・・・あのドンさんの子孫かしら」
「300年も経っているのに・・・血が濃いのね」
と、ルッカとクロノとマールはヒソヒソと話しつつ・・・

「ハッシュさんはお元気ですか?会わせていただけませんか」とお願いしてみた。

ドンは通信機のようなものを取り出し、誰かとやり取りをしている様子だった。
当人ハッシュと相談したのか、「はい、ハッシュ様も会いたいと申されてます」と、ルッカたちを案内してくれるようだ。

「ハッシュならば、ジールのような邪な心はもってないだろう。信用していい」と、魔王が口を開く。

ということで、シルバードはハッシュのいる「アリスドーム」敷地内に置かせてもらった。
「キーがなければ、シルバードは動かせないし、しっかりロックしたから大丈夫よ」とルッカ。「シルバード留守番係」にならずに済み、ホッとしていた。

「ところで、この時代はどういう世界なのかしら」とマール。
「1999年よりもさらに科学的に進歩している感じはするけどどことなく殺風景ね・・・さっきのロボットたちに攻撃していたところを見ると、平和って感じはなさそうね」とルッカ。

その会話に合わせるようにドンが説明をした。
「まずは、何から話をしたらいいのか・・・そう、ワシの祖先から伝え聞いたAD2000年くらいの話からしよう」

ルッカたちは、ついさっきまでしてきた1999年の旅・・・いや闘いを思い返した。

その時代の世界を仕切っていたというジールは強烈であった。さすが魔王の母・・・というか、あの母にして、よくもまあサラさんのような娘が育ったものである。きっと傍についていた賢者たち、ガッシュ、ボッシュ、ハッシュに支えられていたのだろう。

「1999年では、ジールが世界を統一し、とりあえず平和だと聞いていたけれど・・・」とマール。
「そう、そのジール様・・・いやジールがしたことは、結局多くの人間たちに不幸をもたらし・・・そして、ジールは今も生きているのじゃ・・・」とドン。
「え?ジールが生きている?だってあれから300年たっているのに?」とクロノ。

「科学の力で、ジールは己の肉体となる器をたくさん持っているのじゃ。そして今も若い肉体と交換し、記憶はすべて新しい脳へと転送している・・・ジールという人格をもつ人間は300年以上生きているのじゃ」とドンは答えた。
「クローン技術ね・・・ガッシュから聞いたことがあるわ。でも生物関係の科学は私の専門外だし、ガッシュも専門外だったから、詳しいことは分からないけれど・・・」とルッカ。

「ワシの先祖は、平和に思えたジール統治時代、だんだんジールのやり方がおかしいことに気づいた」と、ドンは先祖から伝え聞いてきた話を続けた。


その先祖から伝え聞いた話とは・・・

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世界を統一する・・・これで国と国との戦争もなくなり、世界はひとつになり、平和になる。
最初はそう思った。

が、平和にするには、戦いをなくすには・・・みんな、同じ思想を同じ考えを持たねばならない。みんなが同じでなくてはいけない。「違うこと」は争いのもと、世界はひとつになった、だから人間もひとつにならないといけない・・・「皆と違う者」の存在は争いのもと、「皆と違う者」は邪魔な存在だ。

異端者排除の思想・・・これもジールの情報操作による洗脳だろう。

何かが違う、何か狂ってきている、とその時代のドンは違和感をもった。

科学の進歩により、遺伝子をいじり、人間は「理想の人間」を創れるようになった。「皆と同じ遺伝子を」「違う者は排除される」ということで、同じ遺伝子の人間が次々と誕生することになる。
また、自分のクローンも作れるようになった。

その間にも、ジールに都合の悪い人間は排除されていった。
ジールにとって都合の悪い人間=皆と同じ考えや思想をもたない異端者を見つけ出す監視社会となっていった。

その頃にはドンと同じように「ジール世界統一国家」に違和感をもつ者も多くなり、ドンを先頭に、ジールに反旗を翻すこととなる。

しかし、ジールに洗脳された人間のほうがまだ圧倒的に多く、ドンたちの活動は不利であった。

が、ある時、ジール側の人間たちが大量に死んだ。
「皆と同じに」ということで生まれた同一遺伝子をもつ人間たちが、ある流行病で全滅したのだ。

それを機に、ジール勢は力をなくし、ドン側の勢いが増し、世界はジール側と、ドン側に分かれることになる。

ジールは力を無くしたといっても、ドンに対抗できるだけの力は充分にあった。

そして、ジール側では人間の代わりにロボットが活躍する今2300年につながっていった。

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そんな話を聞かされながら、ドンの案内のもと、クロノたちはハッシュに会うことになった。

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あとがき

1999年のドンと、2300年の子孫ドンが、似ていて「血が濃いわよね」という会話のところ、追加として、600年のリーネと、1000年のマールがそっくりで似ていたことも、つっこまないといけないだろう・・・「400年も間があるいるのに、これこそ血が濃い」よなー
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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

このブログでは、ピアノ、ショパンネタ、マンガ・物語創作、作品感想、社会ネタ考察記事を書いてます。
RPG「クロノトリガー」に、はまったので、「クロノ関連ネタ」もあります。

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