ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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いよいよジール戦です。

ロボット軍団との闘い・・・
そこへついにジールが現れた。


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「フン・・・また会ったな・・・いや、また会えると思っていた。そのタイムマシンとな」とジールはニヤリと笑った。

「お前こそ、まだ生きていたとはな・・・」と魔王がジールを見つめる。と同時に、攻撃を仕掛けた。

が、するりとジールは避け、魔法攻撃を放つ。
魔王は、バリアを張り、ジールの魔法攻撃の属性を見定めては「チェンジ」を行う。

反対に、魔王が魔法攻撃を行えば、ジールもバリアを張り、「バリアチェンジ」してくる。

ちなみに、反属性の魔法がぶつかり合えば、お互い打ち消しあうが、同じ方向で合わされば連携魔法攻撃となり、例えば、ルッカの火系、マールの水系と、それぞれ反作用し、強力な魔法攻撃となるようである。

反作用する連携魔法に、バリアは無効・・・「バリアチェンジ」は効かない。そう気づいたルッカとマールは、ロボット軍団は他のメンバーに任せて、魔王とジールとの闘いに参戦した。

クロノとプチとロボは、魔王とルッカとマールを、ロボット軍団の攻撃から守るように動いた。
いや、すでに・・・プチの大技の全体攻撃・・・ルッカが密かに名づけている「ラヴォスニードル」がロボット軍団に相当なダメージを与え、ロボット軍団は壊滅状態になりつつあった。

「す、すごいぞ、プチ・・・というか、プチを敵にまわしたら大変だよな・・・」とクロノはプチの戦闘能力に舌を巻いていた。

一方、ジールは、ルッカとマールの連携魔法「反作用ボム」にはてこずっている様子で、バリアが効かないので、避けるしかなかった。
そこを魔王が鎌による物理攻撃を仕掛ける。

じりじりと追い詰められていくジール。

しかし、ルッカとマールの消耗も激しかった。集中力が切れてきた。まだ魔法による闘い経験値が少ない彼女らは、魔法による長期戦には慣れていなかった。
また、合わせ技にも慣れていなかった。動くジールに、同時に火系と水系を同じ方向に放ち、ジールに到着する付近に合わさるようにしないといけないのだ。これは難しかった。

「乱発するな・・・ここぞという時にだけ使え」魔王はバリアを張り、ルッカとマールを、ジールの魔法攻撃から守りながら言う。
機会を窺うルッカとマール。

そこへ、クロノとプチとロボが、ジール戦に加わる。
ロボット軍団はほぼ壊滅していた。あとは、ドンたちに任せて大丈夫だろう・・・

ジールは、プチの大技「ラヴォスニードル」をなんとか避ける、が、その隙に距離をつめたクロノや魔王の物理攻撃が襲い、ダメージを負い、ロボのレーザー攻撃を受け、動きが止まった。
そこをルッカとマールの火系と水系の連携魔法攻撃「反作用ボム」が、ジールを捉えた。

ジールはついに戦闘不能に陥った。

ーーーーーーーーーーーー
勝負はついた・・・誰もが、そう思った。

しかし・・・そこへ、また新しいジールが現れたのだ。
それも・・・1人、2人、3人、4人、5人・・・ジール軍団であった。

「え・・・?何・・・これは・・・」マールは恐怖に震えた。
「そうだった・・・ジールは・・・クローン技術をものにしている・・・だから、何体でもジールを・・・己自身を作れるのね・・・」ルッカは青ざめていた。

ジール軍団はただ不気味な笑いを浮かべていた。
そして、クロノたちに向けて、魔法攻撃を仕掛けてきた。

プチは「ラヴォスニードル」で、ロボもがんばるものの、クロノら人間はさすがに疲弊してしまった。

これらジールを倒しても、まだスペアが・・・?
一体、どのくらいスペアを持っている?

戦略が見えず、肉体的以上に、精神的に参っていた。

それでも、ジール軍団は、プチの乱発する全体攻撃「ラヴォスニードル」や、ロボのレーザー攻撃に当たり、何体かは戦闘不能に陥り、数を減らしていき、10人くらいになった。

力を振り絞り、クロノたちも闘うが、複数いるジールらの攻撃を避けきれず、ダメージを受け、ついに動けなくなる。

プチが、ジールへの攻撃をやめ、倒れたクロノを守るために寄り添う。

「ふははははは。ついに手に入った・・・時空を越えるタイムマシンが・・・すべての時代の世界をわらわが支配するのだ」ジールはシルバードへ近寄る。

気を失いそうになりながら、ルッカがそれをなす術もなく、睨んだ。そして、ガッシュの教えを思い出す・・・

科学を扱う人間の心によって、科学は幸せをもたらすこともあれば、不幸をもたらすこともある・・・
科学そのものは善も悪もない。その人間の使い方次第じゃ・・・だから、自分の研究成果を託す人間を選ぶことが大切じゃ。

「ジールにタイムマシンを渡してはならない・・・」

それはクロノもマールも同じ思いであった。
ジールが、AD1000年に行けば・・・ガルディア王国は、簡単にやられてしまう・・・守らなきゃ・・・守りたい・・・

AD10年にジールが行けば・・・サラは・・・
行かせはしない・・・魔王も思う。

その彼らの強い思いに反応するかのように、マールの・・・ポケットに入っていたペンダント・・・サラのペンダント・・・が、輝きだした。

ジールたちは、それには気づかず、興味はシルバードへ向いていた。
が、ここで仲間割れ?が起きた。

「これは、わらわのものだ」
「いや・・・わらわのもの」
「わらわが支配するのだ・・・お前たちはスペアだ」
「何を言う?お前らがスペアだ」

ジール複数がケンカをはじめ、互いに攻撃をし合う。
ジールらは、お互いダメージを負い、消耗していき、自滅していった。

「・・・・・・」その様子をクロノたちは眺めていた。
それと同時に、体力気力魔力・・・あらゆる力がみなぎり、回復していくのを感じていた。

「こ、これは・・・」
「ほら・・・見て。マールのポケットが光っているわ。それはペンダントの光?」
マールがポケットからペンダントを出す。

ペンダントは光り輝き、サラの封印した魔力、サラが持っていたすべての属性・冥・天・火・水の最高魔法術の力を、それぞれ魔王、クロノ、ルッカ、マールに分け与えた。

魔王は、もともと自分の属性「冥」の最高魔法は使えていたが、クロノたちは使えていなかった・・・が、これで最高魔法能力を与えられたのだ。

クロノは天系攻撃魔法「シャイニング」
ルッカは火系攻撃魔法「フレア」
これらの攻撃魔法は、魔王の冥系最高魔法「ダークマター」に匹敵した。
魔王には自分自身が持っていた魔力にサラの魔力が加わった。


マールは水系攻撃魔法「アイスガ」・・・しかし、「アイスガ」は、魔法攻撃としては中級であり、最上級とは言えなかった。
が、マールにはそれ以上に使える究極の魔法が与えられた。

ペンダントの輝きの中に、サラの幻影が写った。
クロノたちは、自分たちに何が与えられたのか、すでに感じ取っていた。

「・・・でも、ジールは自滅してくれているようだし、この力を使うまでもなかったようね・・・」
「我の強そうなジールの人格をもったクローン軍団が、まとまるはずないよな・・・」
「サラさんのペンダント、もう少し早めに、この力を授けてくれれば良かったのにーーー」と、ルッカとクロノとマールは、自滅状態のジール複製らに目をやった。

その複製ジールらに、強力な攻撃が襲った。

「?」
「誰?」
ルッカ、クロノ、マール、魔王が振り向く。

そこに・・・
その攻撃を放った者・・・巨大サイボーグが現れた。
「・・・フン、役立たずめ・・・お前ら全員、このわらわのスペアだ。神はひとりで充分・・・そう、神となるにふさわしいのは、このわらわだ」と複製人間ジールらを抹殺した。「唯一絶対の神は、このわらわじゃ」

「・・・ジール・・・これがジールの本体か・・・」魔王が歯軋りする。
「え・・・」クロノ、ルッカ、マールが絶句する。

「わらわは永遠の命を手に入れた・・・ククク・・・あと欲しいものは・・・お前らの能力が欲しい・・・クローン技術を使えば難なく手に入る」サイボーグ化したジールが、クロノたちへ向き、不気味な笑みを浮かべた。「もちろん、そのタイムマシンもな」

サイボーグジールが、クロノたちに攻撃を放った。
力を取り戻したクロノたちは、それを避け、四方に散った。

すでにロボット軍団を倒し、疲れ切っていたドンたちは、ただただ遠くから見守るだけであった。
そのドンたちを守るように、ロボはルッカからお願いされ、ロボはジール戦から離脱し、ドンたちの護衛についた。

頼りになるプチはさっそくに「ラヴォスニードル」を・・・と期待して、プチに目をやったら、プチは・・・なんとフンの最中であった。
プチは、ただただ、ふんばっていた。

「プ・・・プチ・・・こんなときに、ウンチとは・・・」
プチのトイレはけっこう時間がかかる。

プチの「ラヴォスニードル」はしばらく期待できない・・・

が、今こそ、サラのペンダントから与えられた力を使うときである。

サイボーグジールは、魔法攻撃と変わらない火・水・天・冥系の攻撃を仕掛けてくる他、強力な物理攻撃でも襲ってきた。

サイボーグジールは防御力も高く、すばやく動くので、クロノや魔王の物理攻撃では、なかなかダメージを与えられなかった。
しかも、クロノはプチを抱きながら闘っていた。フンをしようとふんばっていて動けないプチを守るためである。が、抱かれてしまったプチは、ふんばり力がいつもより足らず、さらに長い時間要するようである。

「プチったら・・・赤い石を排泄しようとしているのね・・・赤い石を産みだす生命体・・・これを見られたら、ジールが欲しがるかも」とルッカは、プチの様子を窺った。

赤い石を見られる前に、倒さなければ・・・ルッカは最高魔法「フレア」をジールに放つ。
サイボーグジールはすばしっこくあちこちに動き、油断すると、仲間に被弾してしまう・・・実際、そうなるように計算しながら、ジールは動いた。

サラのペンダントの力で、魔法はレベルアップし、体力は回復したものの、サイボーグジールとの闘いは厳しかった。
長期戦になれば、また疲労し、消耗していく。
が、対するサイボーグジールは消耗する様子もない。
「長期戦はこちらが不利・・・あのすばやさに、こちらが追いつかないと、やられる・・・」ルッカがつぶやく。

マールもそれを感じていた。
と同時に、サラのペンダントから感じ取った魔法を思い出した。
水系の属性をもつ者にしか与えられない最高の補助魔法・・・個人の持つ時間感覚を操る魔法・・・

それは、もしかしたら催眠術のようなものかもしれない。
個人的に感じる時間感覚を操る魔法・・・「ヘイスト」

周りから見たら、その人間は通常の倍の速さで動いているように見えるだろう。
魔法をかけられた人間は、反対に周りの者たちの動きが遅く見える。

マールは念を込めて、ジールの攻撃の合間を縫って、その魔法を仲間たちにかけていった。
そして、最後に自分自身に・・・

でも、もう・・・
マールは消耗し切っていた。
みんなの足手まといにならないようにするくらいしか、力が残されていなかった。

マールの魔法にかけられたクロノたちは、ジールの動きが突然遅くなったように感じた。

すばやさは互角になった。

ルッカのフレアが、クロノのシャイニングが、魔王のダークマターが炸裂した。

サイボーグジールは大ダメージを受け、動きがさらに鈍くなる。

が、マールがクロノたちへかけてくれた「ヘイスト」も解け掛かっていた。
渾身の力を振り絞った魔王の鎌と、クロノの刀が、ジールを斬った。

「止まったら・・・負ける」ジールはそうつぶやきながら、ついに動きを止めた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「・・・死んじゃったの?」マールが誰に言うでもなく、ただジールを見つめ、そして魔王を窺った。
「・・・・・・」魔王は無言だった。

ジール様を止めてあげておくれ・・・ハッシュの言葉を思うだけであった。
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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

このブログでは、ピアノ、ショパンネタ、マンガ・物語創作、作品感想、社会ネタ考察記事を書いてます。
RPG「クロノトリガー」に、はまったので、「クロノ関連ネタ」もあります。

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○ハヤシの過去のHP(凍結)

クロノ曲ピアノアレンジ、イラスト、二次創作物語、クロノ関連雑記などを保管したHP↓
「クロノトリガーとドラゴンクエスト」

マンガやピアノなどについての過去の雑記があるHP↓
「マンガとピアノの道」

ハヤシのピアノ演奏録音↓
「クロノ曲」ピアノアレンジ
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