ハヤシのブログ

物語創作、ピアノ・ショパン、漫画、クロノトリガー、社会問題などについて語ります。

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ジールを倒したかに思えた前回24回目だが、まだ闘いは続くのだ。
その続きを綴ってみよう。

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「これで本当にジールが消えたのか?・・・」遠くで見守っていたドンたちも駆け寄ってきた。

が、ルッカは思案顔だった。「ジールに本体というものが、そもそもあったのかしら・・・これだけのロボットたちを操り、自らのクローンを複数作り、サイボーグ体も持っていた・・・まだスペアがあるかもしれないわ」
「それがあるのは、ジールの基地じゃな」とドン。
「ええ、たぶん・・・今はすぐに動かせる体がないのかもしれないけど、きっとまた復活するかも・・・」とルッカ。
「とりあえず、今日は疲れをとったほうがいい。本当にご苦労じゃった」ドンは、ねぎらいの言葉をかけた。

ところで・・・プチはやっとフンをし終えたようで、クロノはプチのフン=赤い石を拾って、ルッカに渡した。
「そういえば・・・サラさんのペンダントは赤い石で出来ていたんだっけ・・・サラさんに救われたわよね」
マールは改めて、ペンダントを見つめた。

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アリスドームに戻り、疲れをとるクロノたち。

ルッカは、先ほどの戦闘で傷ついたロボのメンテナンスをしていた。

クロノはプチに傷がないか調べていたが、これといって、なさそうであった。「プチって、頑丈なんだな」
「そういえば・・・このコの親は宇宙からやってきて、この星に降ってきたんだものね。宇宙という過酷な環境や、星に降って来るときの相当の摩擦熱に耐えうる体をもっているのだから、このコもそういう体をしているってことなのね」とルッカ。
「すごい戦闘能力もっているしね・・・子供のプチがああなら、親のほうはもっとすごいんでしょうね」とマール。

「ところで、これからどうするか、ね」とルッカは皆を見回した。「ジールの本拠地に乗り込んで、どういう施設なのか調べてみる?」
「ここまで関わったんだから、最後まで見届けたいよな」とクロノ。
「同じく」マールも同意した。
「・・・ただ、もしもジールの人格を持つ何者かが存在しているとすれば、またシルバードは狙われるわ。その危険を冒してやるかどうかよ。そして、もしもジールがまだ存在するならば、おそらく何らかの方法で、先ほどの戦闘の中、私たちの戦闘能力を観察したはずよ。今度はそれも計算に入れて、攻めてくるかもしれないわ」
「・・・うん・・・」マールはしどろもどろになる。
「じゃあ、ルッカはどうしたいんだよ」とクロノ。
「・・・私は・・・」ルッカはいろんなことを想定し、考えを整理する意味で言葉にした。「もし、ジールの基地に乗り込むならば・・・」

シルバードをロボに託し、予め、いろんなケースを想定し、何かあったときはお互い通信し合うことにし、もしも危ないときは、ロボにシルバードを操作してもらって、私たちを拾ってもらい、とにかく時空を飛んで逃げる。

それができなかったときは、ロボにとりあえず時空を飛んでもらい、ある一定の時間がたったとき、またこの時代に戻ってきてもらい、待ち合わせし合流する。ロボがこの時代に戻ってくれれば、通信もできるし、合流することも可能だわ。

私たちに万が一があった場合・・・ロボに、ジールが存在しない時代に飛んでもらって、シルバードを安全な時代・場所に移してもらう・・・そうすればジールにシルバードをとられる心配はしなくて済むわ。そして、ロボにサラさんのもとに行ってもらい、サラさんに今までのことを知らせてもらう。

いろんなケースを想定し、ジールからシルバードを守る、これを最優先にした考えをルッカは話した。
「・・・うん、それなら万全だな」とクロノが頷く。
「万が一がないように、がんばりましょう」とマール
「それは最悪のケースよ。こっちにはサラさんからもらった力があるし、ジールに準備の時間を与えないうちに勝負よ。それに・・・もしかしたらジールの基地は止まっていて、『動けるジール』はいないかもしれないし・・・」ルッカは、自分の想定に抜かりがないか、頭を働かせつつ、ロボのメンテナンスを急いだ。

ロボ・・・なんだかいろいろ頼みごとをすることになりそうだわ・・・結局、これはロボにとって「命令」ってことになるのかしら・・・ちっとも自由じゃないわね。ごめんね。

ルッカは心の中でロボに謝った。

そんなルッカたちの話し合いを魔王は黙って聞いていた。
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ハヤシ

Author:ハヤシ
2003年から8年間、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のサイトで、マンガ「ショパン物語」を連載してました。

商業誌でマンガ連載経験あり。

主な作品 
「音吉君のピアノ物語」(小学館・少年サンデー) 
「ご令嬢金崎麗子」(集英社・スーパージャンプ) 
「スカイプレイ」(秋田書店・ヤングチャンピオン)
ほか読み切り多数。

ちなみに「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ

書き下ろしピアノ漫画「ピアニスト」(彩図社)は現在、中古本としてアマゾンなどで流通。

このブログでは、ピアノ、ショパンネタ、マンガ・物語創作、作品感想、社会ネタ考察記事を書いてます。
RPG「クロノトリガー」に、はまったので、「クロノ関連ネタ」もあります。

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